鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

爆弾低気圧は、人口に膾炙したのだろうか・・・?

2013-04-06 22:45:36 | Weblog
某国営放送は、トップから、爆弾低気圧のニュースを告げる。

不急不要な用件でなければ、できるだけ外出を控ましょう・・・と。

こんな警戒情報を、以前は、出していただろうか?
せいぜい、注意、警戒が必要です・・・くらいの表現だったのでは、なかったか・・・?

国営に準ずる放送局だから、正確な情報の伝達ってことで、国民の安全対策に一役かってくれているのだろう・・・と思う。

こんなことも、あの3月11日の巨大地震と津波と原発事故の教訓の結果なのかもしれない。

しかし・・・。
基本的には、『自分の身は、自分で守れ!』。

高い税金を払っている身にとっては、行政が、もっと何とかしてくれても、いいんでないかい・・・?
みたいなツッコミでも入れたくなるけれど。

究極の危機の場合、人間には、『生き延びよ!』というDNAの指令があるのだ。
その指示さえ、有効に働かず、自殺大国になってしまった背景には、個人の経済破綻は、生物の基本的な生存本能さえ、脅かすものらしい・・・。

今日の正午まえから、怪しい風が吹き始め、週末病人化している私の自室の北側の窓から、柔らかな若葉が芽吹き始めた雑木林の木々が、時々、激しく揺さぶられている。

鳥たちも、早々に、帰巣したようで、夕方になっても、静かだ。

自然災害から、復活するのには、一体どれくらいのエネルギーと経済力が必要なのだろうか・・・。
某国営放送の風雨に煽られ足を速める人々の映像を見ながら考える。

この人たちは、何か生命を引換になるかもしれないリスクを覚悟で、外出しているのだろうか?

もしかすると・・・。
比較的真面目な国民性のある日本人は、某国営放送や国家・行政・帰属する会社などが、
『生命を失う可能性が高いので、外出を控え、自宅で待機せよ!』
といった、戒厳令でも敷かれないと、自宅で、待機することにさえ、罪悪感を感じる国民なのやも知れぬ・・・。

とにかく、自分の命は、自分で守りましょう!