鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

塩の味③

2013-04-09 22:51:43 | Weblog
南風の穏やかな春の一日。


以前は、そう強いとも思えなかった食パンに含有する塩の味に閉口した(昨日のブログ)。
菓子パン以外の所謂、主食用のパンであれば、朝は、トーストにして、バターなり、ジャムなりを付けてから食すのが普通だろうと思うし、ほぐした玉子とミルクを合わせたフレンチ・トーストか、或いは、玉子やツナ、ハムなどをバターやマヨネーズなどと合わせたフィリングを挟み込んだサンドウィッチといったところが、家庭用の食パンの使いみちだと思う。

バターは、塩気があるから、あの塩味のパンでは、濃すぎる・・・と思うのだが、私の味覚は、薄味にできているから・・・たぶん、あの大手製パンメーカーで、大量生産されたパンは、味覚に合わないのだろう(それとも、バターを使わずに食べられるというメリットを狙ったものなのだろうか?)。

いつもパンを購入しているパン屋さんは、通勤路から、離れていて、遠く、朝7時開店で、18時前には、閉店してしまうので、ちょっと帰りが、遅くなると、パンの購入が絶望になる。
通勤途中で、購入できる(それ程、添加物の多くない)パンは、スーパーにも置いてあるけれど、価格が、高いわりには、内容が少ないので、いつも売れ残っていて、コレもたぶん、近いうちに姿を消すのではないか・・・と思える。

・・・となると、残業ばかり増える予定の今季の仕事内容からして、私好みの塩加減のパンの購入は、諦めねばならぬ・・・という憂慮があるのだった。

・・・残業しなくても、18時前だと、既に閉店してるときだってあるんだよな・・・あのパン屋。

以前は、あの塩辛い?あの大手製パンメーカーで、大量生産されたパンでも、充分だった。
あのパンに、大量のバターを塗って、脂ギトギトの亜硝酸塩漬けの安いが、身体には、悪いベーコンに、玉子2つのフライドエッグ、砂糖をたっぷり入れた紅茶とヨーグルト・・・なんていう今では、狂気としか思えない朝食をしていた時代が懐かしい。

たしかに、今でも、朝のトーストは、これに勝る幸せは、ない・・・と思えるくらい美味しいし、ベーコンエッグスにも、旬のアスパラガスを湯がいたものだとか、薄紅色のトマトを玉ねぎの薄切りと御酢とほんの少しの白だしで、あわせたドレッシングもどきで、食事をしている。

・・・それでも、コレは、朝食ではなくて、休日の昼食か、夕食になる場合が、多いのだ。

塩味の濃いものを食すると、夜中まで、水やお茶を飲みたくなる。

願わくば、あのスーパーで、あのパンを販売し続けても貰えることを、祈るしか、今の処、手立てはないが、或いは、さっさと仕事を辞めて、退職して、天然酵母のパンでも焼くか・・・???私。