鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

清明の・・・透明な空気の中の美術館

2013-04-15 22:53:26 | Weblog
空気が、清明・・・というのが今の季節で、今年は、桜の代名詞・染井吉野は、早く散ってしまい、今、山桜、八重桜、枝垂れ桜・・・次々にその美しい花をさかせています。


土曜日の午前中から午後の早い時間、隣の市の県庁所在地にある、県立美術館にランチを兼ねて、ドライブ。

ご相伴いただいたのは、かつての派遣会社で、もう随分長い事、上司だったひとで、久々に、かつての会社のひとの消息など聞くことができたし、世間話なども。
(次の就職先の相談をさせていただいたという事情もあります)

この美術館は、収蔵数が少ないせいか、休日で、天気がよく、気持ちがいい日なのに、空いていて、これは、よいデート・スポットなのではないかと思いました。
(但し、美術館までの道は、覚えられなかったんですけど・・・環状道路に入ってしまうと、もう北進しているんだか、南進しているんだか・・・よくわからなくなってしまいます・・・そんなのワタシだけで、今の車には、ナビ搭載が普通だから・・・!)

収蔵品の中で、唯一、ルネ・マグリットの鳩の輪郭の中に、青空と白い雲の美しく優しいコントラストの絵の展示が、あって、好きな絵です。
不思議な空間を、画上に映し出す、透明で、空気感のある逸品。
・・・ここの収蔵品だとは、知りませんでした。

常設展だけだったから、入場料も310円と公共施設価格。

高台にあり、静かな空間で、綺麗な施設で、人が少ない・・・っていのうは、或る意味、贅沢ですね。

レストランも木立の中で、芽吹いたばかりの新緑が、晩春の陽にすけて、夏の到来を予感させるようで、清明の休日を楽しむには、とてもよい場所でした。
(県民税なるものを払っているのに、利用しないって、手もないよな・・・但し、居住地からだとちょっと遠いですが・・・)