鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

牡蠣粥②

2021-01-23 22:21:20 | 食・料理

お昼前から、雨。

雪の予報だったけれど、まだ雪にはならず、本降りの雨に・・・。

気温も殆ど、上昇せず、5度止まりの寒い週末。

 

暖かだった昨日、食糧調達に出て、加熱用生牡蠣を買い求め、寒い本日、牡蠣粥を作りました。

牡蠣の面倒なところは、寒い(牡蠣の旬は、寒の頃なので)のに、冷たい流水で、牡蠣を洗わなくてはならないのと、お粥を炊く前に、牡蠣の煮汁を取っておくことでしょうか。

やはり、きちんと加熱しないと、食中毒とか心配ですしね。サルモネラ菌とかノロ・ウィルスとか、腸炎ビブリオとか・・・。

時間がないときは、煮汁を氷水で、急冷させたりするのだけれど、本日は(というより、本日『も』)、何処へも外出する予定もないので、お昼頃に、牡蠣を煮て、煮汁を取り、冷ましておく・・・ということをやっておいて、夕方に、お米を研ぎ、煮汁を注ぎ、お粥モードで、炊飯しました。

最近知ったことですが、牡蠣の洗浄には、小麦粉とか、片栗粉を、牡蠣にまぶしてから、洗うと汚れ落ちが、早いとかで・・・しかし、生憎、拙宅は、小麦粉と片栗粉を切らしていて・・・食品用の重曹で代用できないか・・・と思い、やってみたところ、別段、支障もないようでした。

大振りの牡蠣6個入りのパックでしたので、煮汁をお米に加えて、炊きあがる5分くらい前に、煮た牡蠣を加え、蒸らして出来上がり。

牡蠣の煮汁と取る過程で、塩・醤油・酒などの調味料を入れますが、仕上がりに、味をみて、薄いようなら、調味料を足したりします。

牡蠣は、アミノ酸類も豊富で、滋養もあるので、寒い冬には、よい食品だと思います。

漢方薬に使われるボレイなんかも牡蠣のカラだそうで。

 

そういえば、現在は、その原材料に、使われているのかどうかわかりませんが、大正時代から、製造されているお菓子で、一粒300メートルで、おなじみのグリコのキャメル。

このグリコの名称が、グリコーゲンで、このグリコーゲンを、牡蠣から抽出していたとか?

真偽は知りませんが、だいぶ、高額だったのでは?と思います。