鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

昼の静寂(しじま)

2021-02-11 23:58:30 | Weblog

穏やかな晴天の建国記念日。午後になって、少し強い風。

 

昨日、標高約158.7メートルの山(・・・というより、なだらかな斜面の公園)を上ったので、少し疲れたので、午前9時半頃目が覚めた。

祝日なので、なんとなく、静かな感じのする朝なので、こういうのもいいかな・・・と思っていたら、いきなり、居室隣の(他人様の)雑木林で、持ち主さんが、チェーンソーを使い始め、物凄い騒音。

折角、静かな休日(毎日が休日だけれど)なのに・・・と、イライラしてきた。

山林の下草を刈る作業なのだろうけれど。

至近距離で、作業されたので、テレビの音もかき消される。

ああ・・・なんという騒音。

 

チェーンソーの仕組みは、知らないけれど、30分くらい使うと燃料がなくなるのか、音が少し止まった。このまま終わるわけではないだろうけれど。

そんなこんなしているうちに、1時間半くらい経って、土地の所有者さんは、車で、戻って行かれた。

 

チェーンソーの爆音がしないって、こんなにいいことだったか・・・と改めて思ったりした。

穏やかな昼の静寂(しじま)を破られたことに、神経が、イラだったけれど。

 

さて。この静寂(しじま)。

昼の静寂(しじま)・・・という使い方は、殆どしないと思う。

昼間は、生物の活動のピークだろうし、夜間に動くのは、人間と夜行性の生物。

圧倒的に、昼に動くものが多いから、その生活音も発生する。

 

『しじま』という使い方は、無音に近い状態のことを指すようで、やはり、昼のしじま・・・というのは、ちょっと想像するのが難しいかも。

居室裏の雑木林でも、野鳥が鳴くし、樹々を揺さぶる風の音、落ち葉の舞う音など絶え間なく聞こえてくる。

 

静寂は、有難い・・・そう思ったのもつかの間。

午前の部は、終了したけれど、正午を過ぎて、午後の部が、始まった・・・。

ウンザリした。

折角、静寂(しじま)を取り戻した!とおもったけれど。

 

チェーンソーの取扱い規定?みたいなものがあるようで、1日に2時間以上は、使ってはいけないらしい。

あの音量が、身体に悪影響を及ぼすのだろう・・・たぶん。

 

午後の部は、約30分程度で、終わった。

 

それから、暫くして、騒音に驚いて、避難していた野鳥達も戻ってきた。

午後の緩やかな静寂を、満喫して過ごした。