秋晴れのカラリとした残暑続く。終日、金木犀の香り馥郁と・・・。
3日前(9月29日)から、午後8時前後に、フクロウの啼き声を確認。
久々のフクロウの啼き声。
ホホッホホと威嚇?したり、ホ~ホッホホ~と緩やかに啼いたり。
ヨルトモノ帰還・・・オカエリナサイ。雑木林へ。
そして・・・3日前の朝より、我が右手親指を動かすと、激痛。
数週間前より、寝起きに、指が痛かったりしたので、リウマチかもしれないな・・・と思っていた矢先。
動かさなければ、無痛なので、骨の異常ではなさそうで、関節か・・・筋肉か・・・と思っていたのだけれど、3日前のお昼にランチで入店したお鮨屋さんでは、箸を使うのも難儀する痛み。
相方が、
「もしかすると圧迫骨折とか、骨にヒビがはいっているのかも?病院行ったら・・・。」
というので、これ以上、痛みが続くようだったら、病院へ行くことにきめた。
その夜・・・8時前に帰宅したとき、フクロウの声を聴いた。
塩化マグネシウムを入れた浴槽に浸かりながら、右手が使えないことは、不自由この上なし・・・。
身体が普通に機能しているってことは、大変なコトなのだ!
温めると、幾分良くなったような気がして、寝る前に龍体文字を紙に書いて、絆創膏で貼って眠った。
痛みで目が覚めることもあったけれど、翌朝には、痛みが軽減・・・コレが、龍体文字のおかげなのか、自然治癒に向かっているのか・・・私にはわからないのだけれど。
そして、その夜、母の夢をみた。
亡くなった母が、再び臨終を迎える夢だった。
夢に出てくる母は、亡くなった当時よりも、若い頃の母が多かったけれども、今回の夢の母は、亡くなった当時の・・・もう随分と老いた老婆だった。
現実には、眠るように逝った母だったけれど、夢の中でも、倒れ込んで、その身を起こすと息絶えていて、そのそばには、33年前に亡くなった父も居て、父は、
「やはりもう寿命だ。」
というようなことを言ったような気がする。
父は、63歳で、亡くなったから、今にして思えば、まだ若かったんだな・・・と思うけれど、抗がん剤とか、いろいろな薬品で、亡くなったときには、九十歳を優にこえたような老体だったし、病院の看護師さんは、私に向かって、父を
「おじいちゃん」と呼んだくらい、老け込んでいた。
私の意識の中で、母は、二度死んだ。
現実の死と夢の死と。
そして、数週間前には、生き返る夢を見た。
まだまだ母の死を受けることが出来ずにいる。諦め切れていないような気がする。
あとどれくらい母の夢を見たら、私は解放されるんだろう???
右手の激痛は、現在、ほぼ治まって、布巾を絞ったりできる迄に、回復して、包丁も持てるようになって、食事の支度もできるようになって、普通に戻りつつあって、それでも少し大事をとって、出来るだけ、手指は使わないことにしてみる。