午前中から、県央へ。
確定申告書類作成・提出のお手伝い。
高層ビルの展望ルームで、灰色の雲を眺めながら。
どんよりとした雲が、早い速度で、流れて、流れて・・・たっぷりと水分を含んだ雲から、雨はいつでもOK!だよ・・・なんて、言っていそうな雲行き。
お手伝いの御礼に、近くのフレンチ・ランチをご馳走になりました。
街中のレストランなので、駐車場がなくて、近隣(徒歩10分弱)の市役所の駐車場に、パークさせて貰い、そこから、トコトコ歩いていきました。
朝から雨の予報だったけれど、降られずに済みました。
予報では、雷雨だったので、ずぶ濡れ覚悟で、レインコートっぽい薄物のコートなど着ていきましたが、結構、気温が高く、ちょっと、蒸しっとした感じ。
いつも驚くのは、この価格で、このお料理か・・・。
儲からないだろうなぁ・・・。次回は、ディナーがいいけれど、食べきれるかなぁ・・・?
シンプルな上品さ。
熱々のライ麦パンの香ばしさ。
普通、添え物のブロッコリーを茹でたものなどは、火の通りが悪かったりして、硬かったり、或いは茹ですぎで、フニャフニャ・・・なんてコトが多いのだけれど、きちんと塩味が付いていて、それでいて、柔らかいのにフニャフニャしていない。
野菜類の処理が、抜群だし、メインの鯛のグリルのソースに海藻を使い、春を感じさせていて、鴨のワインソースの美味しいコト。
デザートもシンプルなのに、美味しい。
珈琲も上手なハンド・ドリップ。
やはり、県央で、生き残っている飲食店って、凄いな・・・。
私の居住地で、こういう個人経営のお店は、知らない(行ってないだけかもしれないけれど)。
もともと工業地帯だし、労働者向けの大盛で、塩気の強い料理じゃないと売れないし・・・なんて、事情もあったりするのだろうなぁ・・・。
県央は、駅付近は、商業都市だし、その分、いろいろと洗練されているし、ソレを囲むように、工業地帯が点在するから、やはり食文化が、違うのだろう・・・同じ県内なのに・・・いろいろと明確な違いもあるんだよね。
それでも・・・。
昔、名店と言われた県央のメインストリートに在った店舗が、次々と閉店してしまって。
少しでも、お役に立ちたい(まったく役に立たないけれど)、また食事に行こう・・・そんなふうに、応援しよう・・・と思ったり。
深夜から、家人の具合が悪くなっていたので、ランチ後は、早めに帰宅。
店舗から市役所に置いてある車に到着する迄、雨が降らなくて、ラッキー。ラッキー。
そのあとは、時折、激しい風雨となって、春の嵐の第一号かな。
お雛祭り前の春の嵐。