鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

激痛な4日間~私的最悪のシナリオ②

2011-06-19 22:53:20 | Weblog
くもりがち。

昨日のつづき・・・。
寝返りを打つたび、痛みで、目が覚める。
起き上がって、お手洗いに行くにも、激痛・・・。
上体を伸ばして、歩行することが、出来ず、前屈みで、ソロソロと歩く始末。
こんなときは、ロクな事を考えない・・・。

来週から、会計処理が始まるし、こんな痛みが続くようなら、仕事なんかできないし、事務所の引越しだってあるし、手術した上顎洞の抜糸のために、病院へいかなくてはいけないし・・・。
つまり、ワタシは、来週は、休めないってことか・・・。

でもなぁ、今のこの状態じゃなぁ・・・絶望的だよなぁ・・・。
頭は、最悪のシナリオを描き続ける。

仕事は・・・一応、雛形は、完了してあるから、勘定科目は、後から経理部になおしてもらって、債務と債権の数字だけ打ち込んで、とにかく支払いだけできるようにしてもらえばいいか・・・。


寝床に、パソコンを持ちこんで、『ギックリ腰の対処方法』を検索。

2~3日、腰が痛まない寝方で、とにかく安静を保つべし。
3週間~3ヶ月くらいで、自然治癒する場合が多いので、動けるようになったら、整形外科へ行くべし。

今の段階では、兎にも角にも、安静して、横になっていろってことだよなぁ・・・。
でもなぁ・・・6年前は、歩けなくなって11日間も入院したしなぁ・・・。
今から、入院するとして、症状が出たのが、水曜日だからぁ・・・1週間くらいで、来週の木曜日には、退院・・・6年前は、歩けなかったけれど、今は、お手洗いくらいなら、なんとか行けるし・・・。

痛みと今後の方針が頭をよぎり、眠れない・・・。

上顎洞手術のために、3日間は、休みをとったけれど、明日も延長で、休まないとなぁ・・・・コンナ痛さじゃ、電話番だって出来んわ・・・と考えても、無駄なことを次々と脳が、暴走する。

何より、ワタシが、今やってはいけないことは、会社で仕事をすることなんである。
とにかく、安静だ・・・ソレで、今月の会計落として、解雇になっても、仕方あるまい・・・こんなことまで考え出す・・・。
・・・いいか、どうせ、もうこの仕事には、限界を感じていたし、やってられないし、だったら、サッサと辞めちまうか・・・。
ここまでくると、もうどうでもよくなってくる・・・とにかく、安静第一なのだ・・・。

(明日に続きます・・・To be continued.)

激痛な4日間~私的最悪のシナリオ①

2011-06-18 22:54:19 | Weblog
曇りがち。午後から雨。

4日前の6月14日、上顎洞に、人工骨なる材料を入れる手術を受けた。
上顎洞は、上顎の歯を支える骨のある場所らしいのだけれども、普通の人は、厚さが、10mm前後あるらしい。
しかし、ワタシの上顎洞の骨は、たったの2mmしかなかったので、今回の手術と相成った。
1本抜歯も行って、2時間半近く、口を開けっ放しで、きつかった。
その日は、何とか、無事に帰宅できた。
歯を抜いたり、手術した傷口を縫合したりと痛い事は、痛かったのだけれど。
激痛は、翌日、傷口を消毒に行った帰りに起こったのだった。
駅の階段を降りるとき、腰に、あのものすごぉ~く嫌な痛み・・・。
(コレは・・・あの・・・!)
階段を降りきると、1歩踏み出すごとに、痛みが増してくる。
(・・・コレは、やはり・・・!)
6年前のあの状態・・・。痛みで1歩も歩けず、救急車で、病院まで、搬送されたあの状態・・・と思った瞬間、パニックになりかけた。
(このまま、ここで、歩けなくなるということは、自宅に帰れなくなるということで、そうなると、この場所に、救急車を呼んでもらうことになるのだろうか・・・。)
ホームの手摺に身を持たせかけて、これから、どうしようかと思案する。
電車がきたので、取り敢えず、歩けるかどうか、確かめてみた。
痛いながらも、歩けないこともないか・・・。
車内は、混雑していて、座れない。
つり革につかまっている私の頭は、最悪なシナリオを着々と描き出す。
心臓が、バクバク鳴り出して、気持ちが悪くなってきた。貧血症状だ。倒れるかも・・・。
このままじゃ、ちとヤバイ・・・ので、その場に座り込んだ。
ナナメ前の女性が席を譲ってくれた。有難いことである。
背中には、流れ落ちる冷や汗。
終点の東京駅で、再び、歩けるかどうか・・・。
大丈夫だ・・・。痛いけれども、歩くことはできる。不幸中の幸いってとこか・・・。

ローカル線じゃ無理だな・・・。
新幹線の切符売り場で、自由席券を購入する。
出来るだけ、歩く距離を短くして、早く自宅へ戻らないと・・・。

地元の駅について、なんとか、駐車場まで、歩く。
その日も、なんとか自宅まで、たどり着くことができた。

地獄が、再現したのは、その夜からある。
寝床で、横になっても腰の痛みは一向に治まらない。
手術した場所ではなく、ギックリ腰の痛みの方が酷いとは・・・本末転倒とは、このことだろう・・・。
それでも、眠れば、なんとかなるのだろうか・・・???
上顎洞の手術を受ける前から、眠れなくて、不眠は、3日目に突入した。

(明日に続きます・・・)

NHKスペシャル シリーズ『原発危機 第一回』

2011-06-13 22:55:35 | Weblog
くもりがち。梅雨らしいといえば、梅雨らしい・・・。


さて、そろそろ、某国営放送あたりで、福島第一原子力発電所の事故についての検証番組が、オンエアされるのではないかと新聞のテレビ欄を抜かりなくチェック。
・・・日曜日のしかも・・・深夜枠とは・・・。
コレ、19時台に放送するべき番組なんじゃないの・・・???
それとも、再放送だったのかな???

水素爆発は、絶対起こりません。
メルトダウンは、まず起きないでしょう?
大丈夫、安全です・・・。

政府・メディアがそう言っていた頃に、既に、最終段階の『メルトダウン』は、起こっていて、絶対に、起きないと予測していたことが、次々に起こって、最悪の局面になっていたというお話。

まあ、過ぎてみれば、ナンとでも言えるか・・・。

何が起こっても不思議はないのが、この世の理(ことわり)。
1億回成功した実験でも、1億1回目に成功する保証は、どこにもないわけで・・・。

その危険な発電の恩恵を受けていた身には、何も言う資格はない。
原発を誘致?(こういう言い方でいいのかどうか・・・)した自治体も、そのツケを払う時がきたのかもしれない。
原発産業は、とにかく『カネ』を産む。
H製作所、TS電機・・・などなど、原発産業に関わっている企業も、政府・電力会社の次に、糾弾される時を待っているのかもしれない。

この番組で、原子力安全委員会の委員長・班目春樹氏のインタヴューは、泣かせるものがあった。
このひとは、この事故に関わったひと達の中で、最も善人で、罪悪感の強いひとなのだろう。
『3月11日以降のことが、すべて取り消せるのであれば、私は、なにを捨ててかまいません・・・』
これまでの報道をみていても、このひとは、基本的にいいひとなんだな・・・と思う。
あの日以来、ぐっすり眠れてはいないのだろうし、これから先も、多分、自分を責め続けるのだろうか?
班目氏ばかりの責任ではないし、再度言う。

コレ程、危険な物質により、そして100%制御できない発電方法で、作られていた電気とも知らず、安易に、その恩恵によくしていた一般国民にも、少なからず、その責任の一端は、ある。


都下散歩~半年経っても、『坤為地』

2011-06-11 23:15:46 | Weblog
朝方本降りだった雨も昼近くにはあがり、薄日も。
15時から歯科医院へ通院のため、12時半に自宅を出る。

昨日と同じように、風は、結構、冷たいのに、歩くと汗がじんわりと滲むようだ。
梅雨時の暑いような寒いような・・・そんなどっちつかずのヘンな気候。

現在、通院をしている歯科医院は、中央線沿線にあって、漫画家さんや学生さんの多いところだと聞いている。
繁華街の道路の幅が狭く、人口密度は、かなり高い。
○○横丁というアーケード街やアンティークショップ、駅ビルのショッピング街、駅前の都銀(・・・今、都銀っていう名称は、死後なのか・・・いろいろ合併しちゃったもんな・・・都市銀行も・・・)、やはり、都心とは、比べ物にならないくらい小さな駅前ロータリーと、一応、駅前に必要なものは、全て揃っているカンジだ(当然ですね・・・都下のJR沿線ですもの・・・)。

全体的にこじんまりとしているけれど、ゆっくりしているような・・・あわただしさのない感じのする街なのだ。
ある意味、上品さがあるというか・・・。

そんな街中のビルにある歯科医院なのだけれど、今日は、担当医がお休みなので、ちょっとしたケア治療(・・・こういう治療なら、地元で、充分なんだけどな・・・と思いつつ、来週、控えているわりと、大掛かりな外科処置を控えている身にとっては、四の五の言えない)。

待ち時間・・・予約時間を40分すぎて、ようやく、治療室へ。

今年のワタシの年運は、『坤為地』。
なかなか、ケリがつかない。長引く。ひとつ先送りしたほうが、よい。

そんな感じだから、待ち時間が長かろうが、そういう運気だと思って諦める。

そういえば、この歯科治療も、最初に行った都内の某歯科医院の説明では、あまり納得がいかず、二番目に受診したのが、現在の病院。

偶然なのか、やはり、そういう運気は、去年から続いていたのか、『坤為地』。

まったくの自己解釈だけれど、福島第一原発から、リリースされた放射性物質も『地』表に溜まり、高濃度の汚泥を作り上げている・・・。
これも『地』運のなせる業なのか・・・???

・・・そんな年筮を受けてから、半年・・・。
たぶん、残り半分も、遅々として進まないだろうという予感は、している。

焦らず、行こう・・・。


本態性低血圧②

2011-06-10 23:02:13 | Weblog
くもりがち。

外気は、冷たい感じがするのに、ちょっと動くと汗がでてくるような湿度の高い一日。
このアンバランスさが梅雨時ならではの気候かも知れない。

朝、4時過ぎに一度目がさめて、また、眠ってしまった。
二度寝である。
二度寝すると、どうしてこんなにも、眠いんだろうか・・・?
再び、目が覚めたのが、7時過ぎで、時間ギリギリで、それでも、眠気が残り、休んでしまおうか・・・と思ったのだけれど。
金曜日だし、今日を一日しのげれば、なんとかなりそう・・・とここは、我慢のしどころ。

今週は、こんな状態で、眠気が眠気を呼んで、もう午前中から、眠気が差してきて、コレは、一種の睡眠障害なのでは・・・と思ったりもする。

本態性低血圧で、こんな眠気ごときに、捉われているから、結局、人生、何もできずに終わりそうである。
・・・この気持ちの悪い眠気さえ、緩和してくれたらなぁ・・・。
怠け者扱いされずに済むし、まわりは、真面目に勤務しているのに・・・という罪悪感を持たずに済むというもの・・・。

・・・つまらない人生である。
身体を横にしているのが、極楽だなんて。

そういう運命なんだろう・・・。
仕方がない・・・。

ただ、新型うつ病とは、違って、仕事だけは、なんとかこなせている。

新型うつ病・・・仕事には、行けないが、旅行は、OK!
こういうヒトが増えているそうである。
自分の家に、或る程度、資産がないとかかれない病のようだ。

ワタシの周りでも、そういうひとがいるし、そういうひとでも、ある一定の時期だったら、会社で、面倒みてもらえる。
健康保険だとか、有給休暇だとか、傷病休暇だとか・・・会社員であることのメリットは大きい。

羨ましい限りである。
期間社員は、仕事が、できなくなれば、即、解雇なのだし。

本態性低血圧のせいか、それとも別の要因か・・・。気圧が下がると気分も暗い。

低血圧と低気圧・・・どちらも、あまり宜しくないようで・・・。


『連:宮尾登美子・著』

2011-06-09 22:52:50 | Weblog
再び、夏の気配。風は、爽やか。

6月の誕生月の宝石は、真珠。
真珠のあのやわらかで、優しげな風情は、海に浮かぶ月の光を吸い込んで、育ったかのような儚さがあるようで・・・。
私は、真珠には、縁がなくて、もともと、柔らかすぎる宝飾品だし、夏に直に身につけようとしても、汗で変色するのが、怖いので、肌には触れさせられないような気がする。
セーターなんかのハイネックやスーツの上からでも充分映えるロングサイズのネックレスなら、安心できそうなのだけれども・・・。

宮尾登美子さんといえば、長編小説。
長いです・・・読み応えあります・・・という作家さんなのだけれども、この『連』は、珍しい短編小説。
真珠に魅せられた女性ふたりの物語。
(この本も、かなり昔に読んだもので、現在、手許にないので、記憶違いのさいには、お許しを・・・)

真珠をつなぐ『連組』の職人で、その作品は、『キミコレン』と呼ばれ、海外で高い評価を得ることになる。
キミコは、真珠に魅せられ、真珠もまたキミコによって、繫がれることを望んでいるかのよう。
一方、真珠のバイヤーでもあり、キミコの連繋ぎの才能を見出したサト。
二人三脚で、真珠産業に携わってきたふたりだが、やがて、キミコの視力が衰えはじめ、『連』をつなぐことができなくなってしまう。
キミコは、自殺し、残されたサトは・・・。

宮尾先生の職人モノは、面白い。
こういう世界があるんだ・・・。
真珠のネックレスがある限り、その真珠を糸でつなぐお仕事(職人さん)も存在するハズだ。
しかし、大抵は、真珠をつないだヒトのことよりも、真珠のネックレスだけに意識が向きがちだ。

キミコは、真珠の光で、目が潰れた・・・罰があたったんだ・・・という。
母貝を殺して、真珠をとりだす・・・。幾千、幾万という貝の痛みから生まれる真珠を、弄んだせいだ・・・という。

欧州では、いびつな形のバロックとよばれる天然真珠が好まれ、アメリカでは、正確な円形に真珠が好まれると言う。
キミコは、そのバロック真珠を天性のセンスで、繋ぎ、その淡い光の調和を生み出すことに喜びを見出す。

キミコとサトの関係は、当時、男性しかいなかった真珠業界に、踏み込んだ女性の茨の道の中で、真珠を媒体にしたプラトニックな恋愛関係で、成り立っているようである。


水くぐる衣④

2011-06-08 22:14:12 | Weblog
くもりがち。
朝などは、随分と肌寒い・・・。


着衣に関しては、あまり数もないし、自宅と会社の往復なんで、制服と中に着るシャツやブラウス、ポロシャツなどでことたりるのだけれど、何より、一番重視したいのが、水洗いできるか・・・否か・・・その点だけは、どうしても、譲れなかったりする・・・なんて、ことは、過去3回くらいは、このブログ内で、書いている。

さて、その水洗い。

基本的にスーツだとか、コートだとかは、どうしても、ドライクリーニングのお世話にならなければならないのだけれど、このドライクリーニングって、果たして、どのくらいキレイになるのだろうか?

一点洗い・・・っていうのもあったりするくらいだから、やはり、よその見知らぬ人の着衣と一緒くたにして、洗われるのは、気分的には、どうも・・・。

自宅で、水洗いできるものであれば、そういう心配は、ない・・・。

だから、服を買うときは、最低でも、
『手洗い可』
という表示がないと、買わないことにしている。

繊維は、水を通すと、劣化する一方だ。
色は、落ち、シワがより、水洗いで落ちないような脂性の汚れは、蓄積して、翌年など、信じられないくらい変色したりしている。
特に、衿や、袖口・・・。
こういう蓄積した汚れは、粉の洗剤と酸素系の漂白剤をぬるま湯よりちょっと高いくらいの温度のお湯に溶かして、1時間前後、着けておくと、落ちます・・・と、某国営テレビで放送されていたので、やってみた・・・。
もうだめかな・・・と思っていた衿の変色が、見事に復活。

衿だけ、切って、何かに作り変えようかとおもっていたのだけれど、もうひとシーズンくらい着られそうである。重畳。重畳。

やはり、着衣の汚れは、水洗いに限るようである。

因みに、放射能が付着した場合の『除染』というのも、なにか、特別の薬剤とか使うのかと思っていたら、単なる『水洗い』だと聞いて、成程・・・と思った次第。

この世の汚れは、すべからく水で洗うのが、ヒトとして、正しいのであろう・・・。
逆を言えば、水洗いできないものは、ヒトとして使う価値がないのだろう・・・。
動物で、水洗いをするのは、『アライグマ』くらいなもんだし・・・。




呼び名は、知らねど、初夏の花

2011-06-07 22:52:25 | Weblog
曇りがち。
昨日の暑さは、一段落。
極端に暑くなっても、その暑さが、長続きしないのが、今頃・・・。

普段は、夕方に帰宅しても、家の外へ出ることはほとんどないのだけれど、今日は、風が随分と気持ちよかったので、庭へ降りてみる。

さてさて、なにやら白い花。

今日の画像。

周りの樹木に紛れて、目立ちはしないのだけれども、気がついてみるとスズナリに咲いている。
かなり細い樹形で、周りの樹木に抱かれるように、たっているようなのだけれども、その清楚は白い花が、綺麗なので、撮影してみた。

はてさて、なんという名なのだろうか?
庭木の図鑑は、何処へいったやら。
多分、プチ・引越しのおりに、どこかへ紛れ込んだに違いない。

多分、家人が植えたものだろう。
家人は、庭の小さな小さな畑で、姪どもといっしょに、ジャガイモ掘りにいそしんでいる。
『いっぱいとれたねぇ。じゃがバターにして食べようね。』

・・・で、肝心の花の名前・・・。

『ワタシが植えたんだろうか?』
家人は、首をひねる。

そりゃそうだろう。
樹木を植えるのは、家人しかいない。

いづこから株分けしたものか、自然発生なのか・・・。
今まで、きづかなかったけれど、ゆうに2メートルは、あるし、昨日、今日植えたものでもなかろうに・・・。

初夏の風にゆらゆらとゆれる華奢で、儚げで、涼しげな風情。

もしかすると・・・夏ツバキか・・・と思うけれど。
花自体は、椿系か・・・。

夏風にゆれる花の美しい六月。


・・・で、結局、どうなるだろうか・・・。

2011-06-06 22:56:10 | Weblog
晴れ。暑い。夏日。


『最悪の事態は、避けられましたが、危機的状況は、続いています!』
    ↑
この危機は、一体、何時、解消されるんだろうか?

原発事故の終息は、工程表に従い、だいたい、年明けくらいには、冷温停止を目指します・・・ってことらしいけれども。

では、最悪の事態ってのは、どの程度なのかということを、誰も教えてくれない。
かのチェルノブイリよりは、軽い・・・???はず、だったのに、いまでは、それに匹敵するというし、今後、更に、もっともっと最悪でした・・・と、政府とT電は、発表するんだろうなぁ・・・。
日本は、世界中で、最悪の放射能汚染国の烙印を押され、貿易国としては、取り扱い不可になり、世界の競争からは、脱落していくのは、ほぼ、間違いのないことのようだ。

日本は、呪われた国である。

一瞬で、何十万の命を奪う原爆を落とされ、半世紀以上たっても、遺伝子に受けた傷は、そのままだろうし、未だに、原爆症で、苦しみ続けるひと達も存在する。

原発事故で、住居を追われ、被曝の危機に晒され、政府は、正確な情報を開示せず、電力会社の社員もその身の安全は、なにひとつ護られていないのだから。

最悪の事態とは、国が死滅することなんだろうか?
たしかに、国は、いまのところ、死滅しなかったけれど、セシウムは、人体の生殖器に蓄積されるということなので、これから誕生する生命は、かなりのリスクを負わねばなるまい。

最悪の事態とは、人が放射性物質によって、遺伝子になんらかのダメージを受けて、ひとがひととして、機能しなくなる・・・ということではないだろうか?
それは、これから数年か、数十年先に確実に現れることだけれど、確実に増えるのが、癌なんかの細胞異常で起こる病だろう。
何十年後のこの国の若者は、放射線障害の影響で、労働力にならない・・・。
働きざかりの年代は、まだ、寿命も尽きぬうちバッタバッタと死んでいく・・・。

『放射線病大国ニッポン』
そんなふうに形容される日がくるんだろうか?

これから、ひとつひとつ、膨大な検証が、行われることになるのだろうか?

因果関係は、分らないし、人の恐怖心を煽るだけのデマかもしれないが、
『福島で、耳なしウサギ生まれる』
週刊誌の広告の一行があった。
原発事故によるものなのか、全く関係ないことなのか・・・。

梅雨時に、つまらないことを、ツラツラと考える 

2011-06-05 23:00:16 | Weblog
くもりがちで、蒸し暑いような一日。
急に強い夏の日差しが照りつけたりもする。夜から本降りの雨。

例年だと、だいたい、
『そろそろ梅雨になるのだな~。蒸し暑いとイヤだよな~~~かといって、夏本番は、もっともっとイヤだよなぁ~~~。』
なんて、考えたって、どうにもならないことをアレコレ考えたりしている時期なのだけれども。
今年は、そんなことを考える間もなく、『梅雨』に突入してしまった。
しかも、入梅の日は、思いっきり寒かったので、
(・・・もしかすると、さほど、気温の上がらない梅雨になるかも・・・)
などと楽観視して、(ワタシ的には)あまり現実味のない梅雨入りだった。

雨でも、夏でも、なんでもいいのである。
蒸し暑くなければ、それは、それで、凌ぎ易いのだから・・・。
夏が、大キライなワタシとしては、暑くなければ、夏は、ソレナリによい季節なのであって、夏が暑くないなんてのは、十年に一回くらいの確率でしか起こらないことだから、あとの九年間は、ひたすら、夏が去るを待つばかりなのである。

いつもいつも、こんな心配しても、仕方がないことを心配し、紫外線を気にして、暑さを気にして、体力を気にして、仕事を気にして、あまつさえ、福島第一原発からやってくる放射線を気にして・・・。
もっと、気楽に生きられる方法はないものだろうか・・・とさえ、思う。

震災事故当時は、『メルトダウン』=『生存の危機』くらいな公式が、頭の中で、出来上がっていた。

『最悪の事態は、避けられましたが、危機的状況は、続いています!』

わかるようで、まるで、わからない・・・この現状は、3月11日から、一向に終息せず、今も続いていることを思えば、安穏に夏の暑さなんか、心配しているどころではない・・・ハズである。

つらつらと(再び)余計な事を考えるに、
震災事故当時は、電力・水・ガソリン・食糧・・・全ての流通が、一時ストップした。
これは、震災によるものが大きくて、原発事故の実体は、それ程、知らされていなかったから、まずは、原発を割り引いて、今後の危機を考えていたせいもある。

しかし、物資の流通が通常にもどり、ライフラインも安定してきた今
『やっぱ、原発は、相当ヤバイ状態なんですよね~~~だから、節電しましょうよね~~~』
と言われば、
『そりゃそうですよね~~~。節電しなきゃね~~~。』
と答えるしかないではないか・・・。

しかし、忘れちゃいけない・・・放射線は、降り注ぐ。
通常値に戻ったのかもしれないが、通常にないものだって降ってくるのだ・・・セシウムだとか、ストロンチウムだとか・・・。

多分、重要なことは、メディアでは、報道しないのが、この国のお作法なのだ。