鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

・・・で、結局、どうなるだろうか・・・。

2011-06-06 22:56:10 | Weblog
晴れ。暑い。夏日。


『最悪の事態は、避けられましたが、危機的状況は、続いています!』
    ↑
この危機は、一体、何時、解消されるんだろうか?

原発事故の終息は、工程表に従い、だいたい、年明けくらいには、冷温停止を目指します・・・ってことらしいけれども。

では、最悪の事態ってのは、どの程度なのかということを、誰も教えてくれない。
かのチェルノブイリよりは、軽い・・・???はず、だったのに、いまでは、それに匹敵するというし、今後、更に、もっともっと最悪でした・・・と、政府とT電は、発表するんだろうなぁ・・・。
日本は、世界中で、最悪の放射能汚染国の烙印を押され、貿易国としては、取り扱い不可になり、世界の競争からは、脱落していくのは、ほぼ、間違いのないことのようだ。

日本は、呪われた国である。

一瞬で、何十万の命を奪う原爆を落とされ、半世紀以上たっても、遺伝子に受けた傷は、そのままだろうし、未だに、原爆症で、苦しみ続けるひと達も存在する。

原発事故で、住居を追われ、被曝の危機に晒され、政府は、正確な情報を開示せず、電力会社の社員もその身の安全は、なにひとつ護られていないのだから。

最悪の事態とは、国が死滅することなんだろうか?
たしかに、国は、いまのところ、死滅しなかったけれど、セシウムは、人体の生殖器に蓄積されるということなので、これから誕生する生命は、かなりのリスクを負わねばなるまい。

最悪の事態とは、人が放射性物質によって、遺伝子になんらかのダメージを受けて、ひとがひととして、機能しなくなる・・・ということではないだろうか?
それは、これから数年か、数十年先に確実に現れることだけれど、確実に増えるのが、癌なんかの細胞異常で起こる病だろう。
何十年後のこの国の若者は、放射線障害の影響で、労働力にならない・・・。
働きざかりの年代は、まだ、寿命も尽きぬうちバッタバッタと死んでいく・・・。

『放射線病大国ニッポン』
そんなふうに形容される日がくるんだろうか?

これから、ひとつひとつ、膨大な検証が、行われることになるのだろうか?

因果関係は、分らないし、人の恐怖心を煽るだけのデマかもしれないが、
『福島で、耳なしウサギ生まれる』
週刊誌の広告の一行があった。
原発事故によるものなのか、全く関係ないことなのか・・・。