鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

平日の観劇

2013-10-19 22:51:45 | Weblog

これまで、平日に観劇する・・・なんてことは、かの2009年の一時帰休以来のことでしたが、先月と今月・・・平日の夕方からの観劇となりました。

一昨日(10月17日)は、新橋演舞場。

この劇場は、劇団新感線の『アテルイ(2002年)』を観劇にいったのが、初めての来場だったので、もう10年くらい前になるかと思います。
歌舞伎座をコンパクトにしたような劇場ですが、好きな劇場のひとつでもあります。
松竹さんの経営で、座席飲食OK!という100%娯楽要素の劇場で、何処かの気取った芸術至上主義の劇場とは、一線を画すものがあります。

リニューアルした歌舞伎座の前を通過して、たった数年に高層ビルになった歌舞伎座を眺め、歌舞伎もご無沙汰だなぁ・・・と思いました。

新橋演舞場もかなりのご無沙汰で、2009年の『蛮幽鬼』以来でしょうか。

今回は、平日真っ只中の木曜日のソワレ。
二階席最前列という、願っても無いポジションでしたが、左右サイドの席は、空席が目立ちました。
今迄、土日しか、観劇に行けなかったので、平日の少し、ゆったり感のある雰囲気もまたよいものだな・・・と思いました。
それにつけても、都内に住んでいらっしゃるひとは、平日に思ったときに、観劇にいけて、羨ましいです。

開演時間が、16:30という、お勤めをしているひとなら、フレックスとか、半休などを利用することになるかと思いますが、この時間に開演だと、終演は、20時前後だから、帰宅もあまり遅くならずに済みますしね・・・。

さて、17日・・・往路は、前日の台風の影響で、線路内に飛ばされてきたブルーシートの撤去作業で、運転見合わせのアナウンス。別の路線で、ほぼ予定時刻に到着。
復路は、始発駅内での人身事故のため、遅延。

列車のダイヤは、乱れまくっておりました。

そして・・・開演時間の関係で、座席内に食糧を持ち込むために、銀座M越で、購入したオーガニック弁当に・・・なんと、お箸の添付がありませんでした。どうやって食べろっての・・・。
オカズが、豆腐ハンバーグとか野菜の煮込みだとかだから、手掴みって訳にも・・・暫く、思案して、食堂で、割りばしを調達しようか・・・とも思いましたが、偶然、売店で、輪島塗のお箸(500円也)を発見、即、購入。洗面所で、お箸を洗い、使用することに・・・。

想定外の出来事に翻弄された平日の観劇でもありました。


『大和三銃士 虹の獅子たち』

2013-10-18 00:52:12 | Weblog
 
昨日(10月17日)は、夕方から、新橋演舞場へ『大和三銃士 虹の獅子たち』を観劇に。

豊臣家滅亡への落日の中、かつての銃士隊の織部(中村獅童さん)、万十郎(藤井隆さん)、嵐(濱田崇裕さん)は、燻ぶった日々を送っている。
そこへ、かつての銃士隊で、関ケ原の合戦で、戦死した親友の遺児・桃太郎(早乙女太一さん)が現れる。
宿敵・徳川家康を打つべし・・・。
その大義のために、豊臣秀頼が、成人した暁には、征夷大将軍職を譲ると書かれた家康の誓紙を探し当てるよう澱君の命が下ったのだか・・・。

いつみても・・・松竹さんの殺陣は、半端じゃない。
助走なしでも、とんぼが切れないと、松竹の役者には、なれないのだろうか・・・と思う位、舞台で、みせてくださる。

織部役の中村獅童さんは、芸達者。歌舞伎役者さんとしては、お顔が小さいような気がするけれど、マッチョな方ですね。
万十郎役の藤井隆さんは、不思議な色気があった・・・。こういう俳優さんだったのか・・・。
もともと上手な俳優さんなのだろう。
このふたりと片桐且元役の(榎木孝明さん)が、舞台を構築しているようだ。

嵐役の濱田崇裕さんは、天草四郎のようなコスチュームで、爽やかな清涼剤・・・。何故か、浦井健治さんと印象が、かぶってしまったのだけれど。
そして、桃太郎役の早乙女太一さんは、先月観た『真田十勇士』の猿飛佐助役の柳下大さんと印象が重なってしまっていた。
これは、私の個人的な印象なのだけれど・・・。

織部と幼馴染で、いまや豊臣の重臣・片桐且元は、織部のかつての妻・美苗(真琴つばささん)と再婚し、徳川家に内通している。それぞれの思いが、交錯していく・・・。

役者さんのお名前が、わからないのだけれど、豊臣秀頼を演じた俳優さんもよい味を出していた。お猿さんの着ぐるみを着て、可愛らしかったのだった。

アレクサンドル・デュマの『三銃士』を下敷きに、戦国の終焉と江戸幕府開闢期をクロスオーバーさせた齋藤雅文さんの脚本。

私は、齋藤雅文さんの作品が、好きだ。


台風のあと。

2013-10-17 22:53:48 | Weblog
 
台風一過。秋晴れ。朝夕は、既に寒い・・・。


不要不急の外出は避けて・・・と再三、ニュースで注意を促されていたので、自宅で過ごしていた訳ですが・・・(と言っても、失職中だから、何処へも行くアテもなし・・・)、悪天候の中、動くのは、たぶん、物凄く、エネルギーを必要とすることなのだろうと思います。

そんな中、昨日の台風の中、台風の通過後、都内へ出張に向かった相方は、動かない電車の中で、右往左往しておりました(・・・らしいです)。
10年に一度の台風だから、取りやめにしたら・・・と、一応、引き留めはしてみたのだけれど、台風本体が、通過したから、大丈夫でしょう・・・ってことで、出発したようなのですが・・・。
(しかも、自分の部署の仕事ではなく、前任の仕事なのだから、お断りすりゃいいのに・・・。このひとも、貧乏籤ばっかりのようです・・・。まぁ、いいいか、私が出張する訳ではないのだし。)

午前中は、首都圏のダイヤは、乱れっぱなしで、乗り込んだ電車も途中で、止まってしまう始末。
新幹線も動いていないのだから、在来線は、推して知るべし・・・。

午前中、ずっと某国営テレビを見ておりましたが、列車が、ようやく動き出したのは、正午くらいのようでしたね。

やはり、不要不急の外出は控えるべし・・・。
無駄なエネルギーを使ってしまうようです。天に逆らうと・・・。

これは、日々の生活は、もちろんのこと、現在、職を失い、茫然自失している私にも言えることで、先月までは、何とか、就職しなければ・・・と焦燥しておりました。
・・・こういうときは、動かない方がいいのかもしれない・・・たぶん、現在、人生の大嵐の中にいるのだから。身の安全を確保して・・・というよりは、身を屈して、静かに、耐えた方が、よいのでは・・・と思うようになりました。
いや・・・職探しは、しますけどね・・・。まあ・・・それなりに・・・。

・・・そんなこんなで、今は、嵐の最中なので、まあ、運命?の流れというものがあるのならば、流されていきましょうか・・・。

相方は、新幹線で、帰社したようですが、本日は、横浜へ出張だそうです。
お忙しいことで・・・。これも、前任の部署の仕事なのになぁ・・・。



台風&台風&台風・・・?

2013-10-16 07:07:54 | Weblog

昨日(15日)の夕方前に雨が降り出して、徐々に、風も強くなって、帰宅した23時前には、既に、嵐の気配。

昨日は、相方に夕食をご馳走になった。
映画や演劇の話や、会社の話・・・などしているとあっという間に夜が更ける。

何故か、相方と食事の約束をした日に、台風の影響を受ける・・・。
7月の福島へドライヴしたときも、集中豪雨だったし、私達が、遭遇すると天の怒りを買うのかもしれないね・・・なんて、話をした。

相方は、今日、都内へ出張だと言っていたけれど、朝からJRは、運休のようで、新幹線も動いていないから、今日は、無理だろう。

今朝も4時半に目が覚めて、明るくなってきてから、外を眺めた。
今日も睡眠時間4時間か・・・風の音で、何度も目が覚めたから、まだまだ眠りが浅い。
こんな状態では、就職も難しいかもしれない。

通勤時間帯だというのに、いつもなら、混んでいる道路も、車の通りが少ないようだし、田圃は、水浸しで、湖のようになっている。
たぶん、自宅のヴェランダから見える通勤道路も、冠水しているはずだ。
雨が、風で吹き飛ばされて、霧のように流れていくのが見える。

不要不急の外出は避けて、身の安全を確保するよう、ニュースは、伝えていた。

横殴りの雨と強風。
今年は、台風の発生が多い。
先週と先々週も台風の影響があった。

・・・今年は・・・公私ともに、大荒れだった(・・・と言っても、まだあと2ヶ月半残っているけれど)。まさに、人生の嵐のスパイラルにすっぽり飲み込まれたような気がしている。

春先のクライシス、夏の失職、秋には、失業者・・・そして、今は、何の見通しも立たない。
この先・・・どうしようか・・・???

そんな思いで、台風の通過を眺めている。

失業者でよかったと思うことは、こんな悪天候の中、心配しながら出勤しなくても、いいこと。
これだけは、王侯貴族になったような気分だ。



靴ばっかり買っている・・・?

2013-10-15 22:52:09 | Weblog

台風接近。嵐の前夜?


前勤務先での最終給与が支給されたので、コレで完全にあの会社とは、縁が切れた・・・ということになるのだろうか。

実入りもなくなるというのに、この数か月間、靴だの服だの・・・今の生活には、全く必要のないものばかり買っている。

靴に至っては、夏頃から現在で、4足も買ってしまった。
今迄は、靴は、年に1足くらいで、冬前にブーツを1足買う位だったけれど。

梅雨時に、足の指が血だらけになったパンプスが、1ヶ月程度、履いただけで、底のソールが、外れて、困ったことになったりした。
伊香保の石段が、災いしたものと思われる。

このパンプスは、3年くらい前に購入したまま、一度も履くことがなくて、クローゼットの奥底に眠っていたのを死蔵品復活?とやらで、引っ張り出して、履いてみたのだった。
某・スポーツ靴のメーカーで買ったものだけれど、最悪だったな・・・。

・・・で、コレが、ダメになったので、今まで履いていたボロいが、履きやすいと思っていた靴をダマシ、ダマシ履いていたけれど、いつダメになるとも知れなかったので、夏用に、フラットな(珍しい?ネイヴィーブルーと白のアクセント)ローファーとサンダルっぽいヒール8cmのブーティを購入してみて驚いた(値段は、高めだったけれど、半額だったし・・・なんてことは、拙ブログ2013年7月23日に書いたのだけれど・・・)。
ヒール高が、8cmもあるにも関わらず、圧迫感がほとんどなくて、普通に歩ける・・・ヨタヨタしない・・・。

・・・これが、価格差ってものだろうか・・・と思った次第(しかし、あの血だらけになるパンプスだって、それ程安価とは言い難い値段だったのだ。今の私には高すぎる買い物だったのかも?1ヶ月でダメになったのだから・・・)

そして、夏に夏用の靴を買ってしまって、これからの秋・・・さて、何を履いたらよいのだろうか・・・などと、どうでもいいような思案をしていたのだった。

今まで、結構、暑かったし、夏向けでも良かったし。
お勤めする訳でもないというのに・・・(別に、思案せずとも、例のデットストック・・・というか、購入したもののまだ一度も履いていないブーツ2足もある訳だし)。

デザインが、好みで、チビな私向きにヒールが5cm(このプラス5cmで、ようやく標準身長になる)くらいあって、履きやすい靴というのは、たぶん、この世には、存在しないのかもしれない。

・・・というわけで、ダメモトで探してみたところ、芦屋美整体というメーカーさんの靴が、とても履き易かったのだった。

コレは、アタリ・・・!かもしれない・・・しかも価格が、あの血だらけパンプス(呼び名が悪いが、それしか思いつかない)と価格が同じであった。

そして、もう1足。カルロロセッティという靴メーカーの靴も気に入っている・・・価格は、あの血だらけパンプスの2倍以上で、値引きなしだったけれど・・。



お出掛け支度時間10分だなんて・・・。

2013-10-14 22:56:10 | Weblog
明け方、冷え込む・・・。


先週末の観劇で、都内へ出向くことになったのだけれど、予定した自宅を出る15分前まで、眠りこけていた・・・。
はっと・・・目を開けた時間が、15時24分で・・・これは、たぶん、もう間に合わないかも・・・行くのを止めようかな・・・とまず、思い、そして、その乗車予定時間より、1本あとの電車なら、まだ、ギリギリか・・・なとど逡巡する。

鏡をみて、髪は、いつもよりマトモ?だから、軽い整髪剤でも、ササっとつけて梳かせば、それ程、見苦しくもないだろうし、夕方になったばかりの電車だから、それ程、混んじゃいないだろうし、乗客が少なければ、座席で、ちゃちゃっと軽いメイク(・・・って言っても、私は、ほとんどメイクはしない。眉を、ちょこっとかくくらい)も出来るかも・・・となれば、着替えて、自宅を出るだけだから、10分で、余裕か・・・。

・・・それでなくても、平日は、自宅に籠りっきりである。ここはひとつ、お出掛けでもしてみるか・・・。

ざっくりと髪を梳して(・・・考えてみれば、私のお出かけは、この髪をナントカするために、時間がかかっているのであった)、着替えをして、顔を洗い・・・ああ、やはり、10分で、完了したよな・・・って、どういうお出掛けなんだ???
お連れ様なし、ひとりきまま・・・だから、出来ることでもあった。

それでも、タイムリミットぎりぎりだから、少し、焦らねばならない。

音楽用のMP3は、金曜日に家人の送迎で、市の斎場へ行ったときに、車のスピーカーから外して、カバンの中に、いれたから、OKのハズだが・・・。電車に乗る時は、コレがないと、間が持たないんだよね。
それと、駅付近に留める車の駐車料金(1日500円で駐車し放題なのだけれど、駅からちょっと遠いのだった)は、ポケットに入れた・・・と。

さて、出発。今日は、夏日で、よかったよ・・・この間の鎌倉へ行くときは、服装が決まらず、難儀したのだった・・・今日は、七分袖、浴衣布で作ったメンズシャツに黒のジーンズ、ヒール6.5cmなのに歩きやすい芦屋美整体というメーカー?のマニッシュなウォーキングパンプスで、OKだ。

夕方の電車・・・ほぼ、満席の混み具合でも、座席は、GET。
こんなに乗客がいるのでは、メイクは、無理だな・・・。池袋で、食事をしたあと、お手洗いで、ゆっくりやっても時間は、充分だ。佳き哉。佳き哉。

やはり、この時期、お出掛けの服装は、難しいらしく、半袖Tシャツ、真夏のノースリーブのブラウスの方から、秋向けコートの方も。素足サンダルの方、冬向けであろうかスウェードのブーティの方・・・夏と冬が混在した電車の中・・・あわただしいお出掛けとなった秋の一日。



『MIWA』

2013-10-13 01:03:35 | Weblog

昨日(10月12日)は、夕刻から、東京芸術劇場へ、『MIWA』を観劇に。

美輪明宏さんの半生を、野田秀樹さんの脚本・演出、女優の宮沢りえさんが、演じるというので、拝見させていただいた。

たぶん、美輪明宏さんを語るのに、ジェンダーを避けては通れないだろう。
同性愛者ということで、差別が横行していた太平洋戦争前・戦後。
英国などでは、発覚すれば、犯罪となる同性愛者。
日本では、比較的緩いような・・・見て見ぬふりをするというか・・・江戸期にも、衆道の契りなんてのがあったから、そうでもないのか・・・というのは、たぶん、大正期くらいまでだろうか?
その後は、開戦に向けて一直線。
ヒト・モノ・カネ(そして、今は情報)のヒトをとにかく増やさなければならないから、同性愛は、犯罪として、取り締まる・・・。
そんな背景の中、時代の異端児・シスターボーイのヒトとして生まれる前から、物語は始まる。

MIWAの片割れのアンドロギュノス(安藤牛乳)役の古田新太さん。
相変らずの怪優ぶりを発揮する。
宮沢さんの美に対して、古田さんの醜。

三島由紀夫とオスカー・ワイルドを、モデルとしているのだろうオスカワアイドル役に野田秀樹さん。こちらも矛盾を孕みながら、共存し、物語を牽引していく。
トロイア戦争、カッサンドラの予言と時代を無視したパラレルワールドが展開するのは、いつものパターンか・・・。
敵国の神であるキリストを隠れて信仰し、護り続けた長崎の地に落される原爆。
原爆を落としたのは、神様の国の人間。矛盾と不条理が、交差する。
このあたりは、パンドラの鐘(2000年)の演出を踏襲しているかのようだ。
美輪さんも野田さんも長崎出身ということだから、思い入れが深いのかもしれない。

赤木圭一郎がモデルなのだろう赤絃繋一郎役に瑛太さん。
その妹(マリア・MIAWAの3人の母親役)を演じるのが、井上真央さん。兄によせる禁断の愛で、MIWAと縺れていく。

様々な世間的には、許されぬ愛の形をカレイドスコープのように展開していくのだけれど、上演時間の関係なのか・・・セリフが早すぎる。
野田秀樹さんの演出には、ありがちだけれど、観客(私だけかもしれないが)が、戸惑う。



臥薪嘗胆

2013-10-09 22:51:27 | Weblog

今日も、とっても、蒸し暑く、台風の影響なのか熱風も・・・。

昨日、易経の水天需を得た・・そして、臥薪嘗胆なる四文字熟語をセットで覚えた・・・なんてこと書いてみたけれど、この臥薪嘗胆は、薪の上に眠り、苦い胆を舐めて、復讐を忘れまい・・・という意味で、リーマン・ショック直後、私が、当時、お勤めをしていた某・メーカーの社長さんが、年頭のご挨拶に社報で、言っていた。

あのひとのたちの臥薪嘗胆ってなんだったのだろう・・・???

まぁ・・・ヒトの話は、どうでもいいか・・・?

そして、次に、この臥薪嘗胆に出会うのは、韓国ドラマ『イ・サン』だった。
(この記述については、拙ブログ2013年8月21日をご参照下さい)

策士ホン・グギョンの第一回目の失策の時のセリフだった。
頭のよい男が、こういう言葉を使うと非常にカッコよいものだなぁ・・・と思った次第。
ホン・グギョンを演じたハン・サンジンさんも、当たり役であったなぁ・・・。

さて、臥薪嘗胆で、思い出すのは、ガロア理論である。
天才数学者のエヴァンリスト・ガロアは、フランスのひとで、若干20歳で、死んでしまったらしい。
普通に生きて、その数学の才能を世に知らしめてほしかった・・・というのが、現在、唯一、失業中の私のお相手をして下さる方のご意見であった。

ガロア理論は、非常に難しいらしく、読み解くのに難儀をしていたとのことであるが、現在、その理論を、やさしく解説した本を入手されたらしく、毎夜、ガロアとデートらしい。

夭折の天才数学者に、臥薪嘗胆・・・似合いませんかね?
女を争い、決闘の果ての獄死・・・だったようです???

すみません。ガロアを、論ずることができなくて・・・。
誰も、期待してませんから・・・。
それじゃ、地道に、簡単な方程式から、やりましょう~~~かね・・・???

まさに、臥薪嘗胆???な私であった・・・(・・・って違うか・・・???)




水天需

2013-10-08 22:56:49 | Weblog

蒸し暑い一日。


毎月1日に、月筮(・・・そんな立派なもんじゃありませんが・・・)を立てることにしているのですが、今月は、鎌倉行などが、重なって、立筮するのを、すっかり忘れておりました。

・・・毎日が、日曜日で、暇は、イヤって程あるというのに、なんてこったい・・・。

そう言えば、この1ヶ月、本も読んでいないし(なにしろ、数ページ読むとすぐに眠気が差してくるし)、数学なんて、もちろんやってないし(ガロア理論が面白いんですよね~~~と、かのひとから言われているのだけれど、二次方程式の因数分解に行く前にもう挫折した情けない頭脳で、なんで、ガロアの五次方程式なんて、理解できようか・・・!)、勤めていた頃の方が、いろいろとやっていて、時間と睡眠が、上手く取れなかったのはこのせいかもしれないけれど、今は、時間が有り余っているのに、何もしないし、出来ないでいます。

・・・というわけで、究極に、ぐ~~~たら過ごしているのですが、はい・・・10月の月筮でした。

『水風井 初』・・・凶です。
・・・てことは、10月はダメってことね・・・。
まぁ、そうでしょうとも・・・。それ以前に、凶事もここまでくれば、もう、どうでもいいか・・・的。

続いて、就職。
『水天需 三』・・・これも凶です。

水天需だから、焦るこたぁないか・・・その程度です。

需は、待つ。
寝て待て・・・。酒飲んで待て・・・。

それでも、焦りますね・・・。

・・・で、どうして、月筮が、水風井なのに、タイトルが、水天需なのかと言えば、どちらかと言えば、
水天需の方が、好きなのですね。
ただ、それだけ・・・。

どうも、この『水天需』・・・記憶違いかもしれないけれど、『臥薪嘗胆』とセットで記憶されている訳で・・・こちらは、リベンジ・・・。

リベンジを待ちながら・・・水天需???そんな日々。



モノを箱から出さぬひと

2013-10-07 22:54:20 | Weblog

薄曇り。蒸し暑い一日。


週末、1ヶ月ぶりに、前職場のひととあい、ランチなどご一緒する。
隣市の有名?人気ピッツァテリアへお連れいただき、お勤めお疲れ様会という名目で、プリモピァット・パスタ・アントルメのセットメニューに、更に、ピザなど注文し、目いっぱいいただく。

いろいろと話をして、彼女曰く
『あのさぁ。三毛猫堂さんは、モノを箱にしまって、出さないひとだよね?』
『それは、言えてるかもしれない。購入したビデオデッキも、1年半も接続しないで、ほおっておいたしね・・・。』
『うん。それもあるけれど、引継ぎの時にさ、渡してくれたスタンプもちゃんと箱にはいったままだったし、基本的には、箱捨てないよね?』
『いやぁ・・・頻繁に使うものは、出しとくよ。でもなぁ・・・プレゼントだとか、大事なものは、箱にしまっとくかもね。』

彼女に指摘されて、初めて自分の性分に気が付いたのだけれど、私は、たぶん、モノを箱から出さぬヒトなのだろうと思う。

モノを、箱から出さないし、本人も、箱(部屋)に入ったまま(引き籠ったまま)ということも多いからなのかもしれない。

箱と言えば、通販で、モノを買って、開けるとき、プレゼントなどいただいて、箱を開けるとき・・・そんなときは、楽しいと思うし、期待していたモノとイメージが違ったりするとがっかり・・・する。
もろ刃の刃・・・って、意味が違うけれど、期待度と期待外れ度が、拮抗するあたり、やはり、箱の中というものは、なにやら、奥が深い様な気がしている。

そう言えば・・・美しい女の上半身を、箱に入れるという物語が、あったよな・・・。
京極夏彦氏の『魍魎の匣(はこ)』。

基本的に、私は、箱が好きなんだろうと思う。
だから、箱から出さないで、しまっておくのだ。

週末あった彼女曰く
『でもさ。収納場所を取るし、それ程、大事なものでなければ、取っておく意味もないし、場所の面積を考えると、家賃分損しているような気がする。』

さもありなん・・・。

やっぱり、きちんとお勤めするべきだなぁ・・・と思う。