鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

鳥見日記・初めての猛禽類

2021-12-21 16:10:41 | 自然・気象

穏やかに晴れて暖かい日中。

 

まだ12月だから、平均気温より高いときは、10月並みとか11月並みの暖かさと表現して、年が明けて1月に平均気温が高いときは、3月並みの暖かさ・・・とか言うのでしょうかね?天気予報とかでは。

朝方・・・といっても(午前9時頃ですが)、居室裏の雑木林で、何やらカラスが3羽騒いでいて、よく見ると、カラスの巣のあるあたりの枝に、鷹のような野鳥がとまっていました。

上体がピンっと立って、格調高さ迄、感じました。

カラスより、ひとまわり、ふたまわり大きくみえました。

鷹か、ノスリか・・・猛禽類だろうなぁ。あの感じ。

居室裏の野鳥観察は、数年になりますが、鷹のような猛禽類を、見るのは初めて。

双眼鏡(演劇鑑賞用オペラ・グラス)で、見てみると、カラス達は、その鳥を威嚇していましたが、動じず。

カラス達の威嚇が、激しくなってきて、面倒になったのか、ヒラリと身をかわし、隣の枝へ。

それでも、テリトリーから追い出したいカラス達の威嚇が続くと、サッと飛び去ってしましました。

もう少し見たかったなぁ・・・。

何と言う種類の猛禽類なのか、判別は出来ませんでしたが。

 

暖かい部屋で、珈琲なんぞ飲みながら、野鳥を見られるのは、これ至福也や。

 

 


冬の訪れ~カーテンをあけてみる。

2021-12-19 15:26:45 | 自然・気象

昨日の強風もおさまって、穏やかに晴れた冬の日曜日。

明け方氷点下4度の冷込み。

本格的な冬が来ました。

母が亡くなった3月から、居室北側のカーテンを開けることがありませんでした。

 

今日のお昼過ぎ、あの懐かしい・・・木を突く音がしたので、カーテンを開けて、双眼鏡でその音のする方を探してみました。

1年ぶりに、アカゲラをみました。

 

カーテンを閉めっぱなしだったので、野鳥を見ることもなかったのでした。

脚の付け根の羽毛が、綺麗な朱色。

少し小さ目の個体でしたが、木の啄き方は、まぎれもなくキツツキ。

可愛い鳥です。

 

昨日の暴風で、居室裏の雑木林の枯れ葉が、一気に舞い落ちました。

 

・・・本格的な冬の訪れの日曜日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


冬風吹きすさぶ

2021-12-18 21:31:17 | 自然・気象

乾いた冬の晴天なれども、北西の風強し。

日中、パラパラとにわか雪。

 

今年の11月から、12月にかけて、例年程、冷え込まないと思っておりましたが、やはり、ここへきて、氷点下の朝を迎えております。

ここ数年、秋から冬にかけて、脚が冷えるようになってきたので、去年だったか、一昨年だったか、購入した羽毛のレッグ・ウォーマーなど、押し入れから、引っ張りだして、ふくらはぎを防寒しております。

あまり外出もしないので、脚の筋力の衰えと共に、血流が、悪くなっているのかもしれません。

 

去年の暮か、今年の初め頃か・・・。

母がまだ生きていた頃、大量買いした生姜葛湯の粉末が、押し入れに仕舞われていて、賞味期限は、まだ切れていないので、お湯を差して、飲みました。

胃のあたりが、ぽかぽかして、温まります。

葛粉、生姜は、漢方の風邪薬・葛根湯の成分ですし、身体にはよいものかとおもうのだけれど、砂糖を大量に使っているので、ちょっと、そのへんが・・・。

1箱は、母が亡くなったとき、母の知人に差し上げて、母の飲み残し分を、飲み切ってしまおう・・・と思っています。

母が遺した漢方薬等もまだ残っているので、具合が悪くなったら、飲むことにしています。

このところ、よく眠れない日が続いているので、加味逍遙散、竜骨牡蛎湯、酸棗仁湯など試し飲みしています。

ほんの気休め・・・ですかね。

 

 


宵の強風

2021-12-17 22:05:51 | Weblog

深夜から午前中にかけて雨。

昼前から、陽が差して来て、御天気回復基調。

宵のうち、強風。

 

風が強く吹き付ける宵。

風が吹くと母を思い出します。

何か言いたいコトがあるのかな?

葬儀の日も、納骨の日も、強風だったから・・・。

 

深夜から、深夜迄(つまり24時間)。

聞こえ続ける救急車のサイレン。

数年前には、こんなに救急車は、出動していなかったように思います。

 

やはり、水酸化グラフェンかな・・・などと思う深夜。

 

 


石油ストーブ②/蓑虫親子

2021-12-16 23:10:31 | Weblog

くもりがちながらも、穏やかな冬の一日。

 

灯油を燃料として、暖をとる石油ストーブは、灯油の扱いが面倒だったのだけれど、直火がないと、寒くて冬が過ごせぬ母が、使っていて、10月中旬頃には、近所のガソリンスタンド迄、灯油を買いに行っていました。

18リットルのポリタンクは、重くて、車のトランクに積めないので、ハーフサイズ9リットルのポリタンク2個で、対応していました。

10月下旬頃から、母は、灯油ストーブに火をつけていました。

あの灯油の匂いは、訪れる冬を感じる匂いでした。

子供の頃、灯油ストーブをつけるたびに、クリスマスやらお正月やら、冬の行事も近いなぁ・・・なんて思って。

 

あの匂いは、嫌いなひとも多いと思うけれど、私には、懐かしい匂いなのです。

母は、電気炬燵、電気座布団、電気膝掛、使い捨てミニカイロで、完全防寒武装して、腰から足を覆うように、膝掛用の毛布を巻き付け、蓑虫のような姿で、冬を過ごしておりました。

『今日は、寒いなぁ。』

と言いながら、廊下を歩いたり・・・家の中は、まだ歩けていたのでした。

 

あの蓑虫姿は、一度みたら、忘れられない。

母が、歩くと、フリースやら、毛布やらの繊維が落ちて、すぐにゴミと化してしまう・・・と思っていたのだけれど、母が居なくなっても、フローリングの床には、繊維片が落ちているので、コレは、私も、蓑虫だったのね・・・。

私たちは、蓑虫親子でもありました。

 

 


車検と珈琲

2021-12-15 21:43:13 | Weblog

明け方は、氷点下。

日中は、風もなく良く晴れて、暖かな一日。

 

午前中、スーパーのリサイクルへ、古書など持ち込み。

道の駅で食材購入、配達時間を全く無視の運送会社へ荷物受取。

 

午後から、車検のため、ディーラーへ。

代車に、(たぶん現在、良く売れているであろう)ヤリスを貸し出して貰うも・・・。

ディーラーの店員さん曰く。

『こちら、レンタカーとなりますので、車体など損傷させた場合には、レンタカー会社とお客様間での交渉となります』

『はあ???』

『燃料は満タンでお渡しいたしますので、使った分だけ、給油して下さい。』

『はあ???』

 

どうせ、自宅から2kmくらいの往復だし。

 

この『ヤリス』という車。

1500ccだったと思うけれど、私の古いカローラと同様の排気量なのに、なんだか随分と室内が狭いし、後ろが、良く見えない・・・ああ、たしか・・・友達に一度乗せてもらったプリウスも・・・こんな感じで、後ろの視界がよくないんだった・・・。

現在の乗用車は、カメラ、バック・モニターが、標準装備だから、別に、後ろが、目視できなくても、あまり困ることがないのだろうけれど、私のは、古い車だからなぁ・・・。

随分、コンパクト設計なのね。

私の車が、だだっ広いだけなのか・・・。

 

なんて思いながら、片道5分と掛からんところを自宅に戻り、車検が終わるのを待ちながら、午後を過ごす。

 

暖かい午後。

ディーラーでいただいたバタークッキーを、珈琲のお供に。

今日は、朝から、珈琲ばかり飲んでいて。

 

昔は、こんなに珈琲好きじゃなかったんだけどな(或る意味、中毒性があるのかも。普段は、午前中400cc くらい飲んでいる)。

珈琲を飲んでいるときは、幸せな気分になれるので。

珈琲カップの中には、別次元の何かがあるのかも???

 

2年前の車検のときには、まだ母は居たんだなよな・・・と、すぐ、母を思い出してしまったりする。

そういえば、今朝、母の夢をみた。

 

足の痛みもなくて、元気そうだった。

あの世というか、アストラル界???(だったかな???違うかな)で、身体を癒しているのかな。

 

母にも、珈琲を供えた。

 

3時間後、ディーラーから、電話がかかって来て、車検が済んだという連絡。

 

古くて、ボロいカローラを引き取りに行く。

やっぱ・・・。この車が一番乗りなれていて好きなんだ。

 

帰りに、珈琲の粉を買って帰る。

明日の朝、また珈琲を飲もう・・・。

 

 


本と石油ストーブ

2021-12-14 16:44:16 | 本・読書

最高気温6度。

朝方は晴れ間があったので、洗濯などしたら、昼前から、パラパラと音を立てて冬の雨。

俄雨のようでも、降ったり止んだり。

 

母が茶の間で使ってたストーブを二階へ運んで、午後は、本の整理など。

・・・あんなに好きだった作家本なのになぁ・・・二度は読まないかも・・・と思い、処分することに決めた本。

未読のものもたくさんあって、なんでこんなに本ばっかり買っていたんだろうと思ったり。

 

亡くなった母の蔵書も、まだ少しあるのだけれど、amazonで古書価格を調べると、半端ない高値がついているものもあったりで、簡単には、捨てられないかも・・・。

もともと出版数に少ない健康本ばかりなので、高値でも売れるのは、マレだけれども。

 

良い本が売れるとも限らないしなぁ。

 

母も本が好きで、辛いコトがあっても、本を読むとなぐさめになる・・・とよく言っていて、晩年は、平岩弓枝など読んでおりました。

 

時々、私の部屋から、断りもなく、本を持って行ったりして、果たして、母にわかるんかいな?と思う本(思想系?)も無くなっていて、母の部屋から発見される・・・と言ったこともよくあったで。

自身の部屋を探しても見当たらないから、おかしい?と思っていたら、母の蔵書を処分する際に、出てきたりして、ああ、母が持って行ったのだなと・・・。

 

母の使っていた灯油ストーブをつけてみたのだけれど、私は、二階では、電気ストーブだったので部屋が温まるわけでないので、灯油ストーブって、部屋全体が温まって、いい感じかも?と思いました。

でも、給油が面倒だし、重いので、今日のように最高気温6度なんて日以外には、使わないのだろうなぁ。

 

エアコンも・・・。

冷房以外使ったコトがない。

やはり本当に寒いときは、直火に限るなぁ・・・と思った寒い冬の一日。

 

 


断水66時間

2021-12-11 12:38:38 | Weblog

良く晴れて、日中は暖かな一日。

 

火曜日(7日)の午後5時から、本日土曜日(11日)午前11時迄の66時間、拙宅は、水が、1滴も出ない・・・という断水状態になっておりました。

拙宅は、市営の水道水ではなくて、ポンプを使って地下水をくみ上げる井戸水でして、そのポンプの故障で、断水しました。

先週、ミネラルウォーター6本購入、在庫2本の計8本で、飲料水は、数日は賄えるし、不足したら買いに行けばいい・・・と考えて、遅くとも、2日後の9日中には解消するだろうと思っておりましたが・・・。

・・・なので、昨日(10日)は、非常にイライラして、ストレス・マックスとなっておりました。

 

困ったのが、トイレでした。

(尾籠な話で恐縮ですが)私は、もともと便秘気味なので、2~3日は、お通じがなくても、あまり問題は無いのですが、やはり出すものは、出さないといけないので、近所のショッピング・モールのお手洗いを使わせていただきました。

お小水は、仕方が無いので、トイレで用を足し、溜めておいて、2日に1回、公園で水を汲んで、流しました。

災害用の固める簡易トイレなんてのも備蓄しておいた方がよいのかも・・・。

 

一番のストレスは、手が洗えない事でした。

9日夕方になっても復旧の見込みがなさそう?だったので、近くの公園迄、車で出向き、ペットボトル4本、薬缶1個、9リットルバケツ1杯で、水を汲みに行きました。

水道水を煮沸して、食器類など洗いましたが、蛇口から水が出ない・・・というのは、なんと不便なことでしょうか。

 

水がでない・・・って本当に大変で、コレで、電気迄、とまったら、死活問題でしたね。

 

食事は、普段から、簡単なものしか食べていないのですが、煮炊きができないのは、やはり物凄いストレスでした。

数年ぶりに、カップラーメンなどいただき、コレは、食器も汚れないので、災害時には、便利なものかと。

カステラ、パンなど、火を使わずに食べられるもの、そして、ゆでたまごをたくさん茹でておいて、お腹が空いたら食べていました。

漬けておいた胡瓜なども役に立ちました。

 

備蓄しておいたナッツ類、バタークッキーなども、ちょっとつまむには、良かったです。

 

御茶や珈琲も、茶殻や珈琲カスの処理が、水を使えないと面倒ですね。

ペットボトルを買ってくればヨカッタのかもしれませんが、私は、お湯を沸かして、その都度、飲んでおりました。

 

お風呂は、9日(木曜日)に、市内西側の温泉銭湯に、行きました。

受付で、大人ひとりといったら、受付のお姉さんに、あちらの券売機をご利用下さい・・・と言われ、下駄箱と脱衣所のロッカーの開け閉めが出来ず(100円入れて、後から戻って来るシステムのロッカーで、100円入れても開かないし???取っ手ないので、どうするんだろう・・・と思っていたら、鍵と一緒に引っ張れば開くんでした)、係のひとに教えて貰ったりして・・・銭湯なんて、保育所時代以来だったから・・・。

入場料金750円也。

露天風呂と温泉で、たっぷりのお湯につかり、のびのびして、ひとときの憂さを忘れましたが、やはり家のお風呂が、一番いいな(落ち着くし)・・・と思いました。

温泉露天風呂の大浴場も、そういえば、数十年ぶりで、母と旅行に行ったとき以来だなぁ・・・と思いました。

母は、ここの温泉銭湯施設に、何度か行ったことがあると言ってましたが・・・。

 

当然、水を大量に使う洗濯なんかも出来なくて・・・でも、8日は、大雨だったし。

 

それにつけても・・・。

普通の当たり前に水が使える・・・って、凄いコトだったんだ!!!と思いました。

 

当たり前に水が使えない国だった、たくさんあるんだろうし、災害で、生活インフラが切断されて、避難所などに身を寄せることになったら、生きていけるんだろうか・・・と思ったりもしました。

そして、何より・・・母が亡くなったあとのトラブルで、良かったと思いました。

母が居たら、大変だっただろうなぁ。

当たり前に生活できないストレスを数日でも感じさせずに済んだので・・・。

 

 


雨中の弔問客

2021-12-08 21:32:46 | Weblog

終日、本降りの冬の雨。

 

母の教え子の御両親が、お焼香に来てくださった。

高齢(ご主人の方は、母とほぼ同い年なのに、車を運転していらした)で、この激しい雨、寒さの中を、来訪していただいたのだった。

『先生(母)には、お世話になって、ご迷惑かと思ったのですが、年内に、お線香あげたくて・・・。』

と奥様。

沢山のお香典、お供物に貴重なスカイベリー(苺)。

 

普通、ご高齢の方は、雨の日には、出歩かないし、朝、御断りの連絡でも来るかな?とさえ、思う位の本降りでした。

 

このご夫妻は、御子息が5歳の時に母の勤務する市立保育所に入所してきた頃からの御縁で、もう55年近く、毎年賀状のやり取りをしていて、先月投函した喪中欠礼葉書を見て、母の訃報を知って、お電話くださって、本日、来てくださったのでした。

 

無理して迄、母を弔ってくださった思いに感謝でありました。

そんな知人を持った母は、或る意味、凄いひとで、私には、こうまでしてくれるひとはいないと思うからです。

 

母は、気を使いすぎるくらい、気を使うひとで(たぶん、私もそうなのだけれど、私は、考えすぎて、疲れてしまうので、人様とは、あまり関わらないようにして来たのです)、母の事を悪くいうひとは、(たぶん)殆ど居ないんじゃないかとさえ思える。

 

筆まめで、社交的な母でありました。

 


9回目の月命日

2021-12-07 21:55:25 | Weblog

終日曇り。曇りがちでも、気温は、17度と、昨日に比べて、暖かい曇りの日になりました。

夜から本降りの雨。

 

母の9回目の月命日。

先月は、御参りに行けなかったかったので・・・(行こうと思えば、行けたのだけれども、ダラダラと日を送ってしまいました)。

午前中お寺。

母の友人の喪中葉書が届いたので、お供物にお線香と思い、M越へ。

午前10時過ぎに、M越で、お供物を調達しようと思ったのだけれど、駐車場が満車だったので、先にお寺へ行くことにしました。

お歳暮の季節だしな・・・。

開店時から混んでるんだね。今時は。

 

お寺は、紅葉と冬桜。

ここのお寺は、十月末頃から、桜の花が咲くのです。

朱い紅葉が、石段にポツリ・・・と落ちていて、なかなかな風情でした。

 

母の眠る墓石から、真西には、日光連山と男体山が、曇り空の中、薄っすらと見えました。

 

今日は、暖かいね・・・。

 

明日、母の知人が、お焼香にいらっしゃるので、お茶菓子等買い求め、食糧調達もして、家に戻り、仏間の掃除や香炉灰の手入れ、供物、生花を整え、準備をしました。

来客というのは、疲れるものだけれど、母のため、県央からいらして下さるのだから・・・。

 

そんな9回目の月命日。