良く晴れて、日中は暖かな一日。
火曜日(7日)の午後5時から、本日土曜日(11日)午前11時迄の66時間、拙宅は、水が、1滴も出ない・・・という断水状態になっておりました。
拙宅は、市営の水道水ではなくて、ポンプを使って地下水をくみ上げる井戸水でして、そのポンプの故障で、断水しました。
先週、ミネラルウォーター6本購入、在庫2本の計8本で、飲料水は、数日は賄えるし、不足したら買いに行けばいい・・・と考えて、遅くとも、2日後の9日中には解消するだろうと思っておりましたが・・・。
・・・なので、昨日(10日)は、非常にイライラして、ストレス・マックスとなっておりました。
困ったのが、トイレでした。
(尾籠な話で恐縮ですが)私は、もともと便秘気味なので、2~3日は、お通じがなくても、あまり問題は無いのですが、やはり出すものは、出さないといけないので、近所のショッピング・モールのお手洗いを使わせていただきました。
お小水は、仕方が無いので、トイレで用を足し、溜めておいて、2日に1回、公園で水を汲んで、流しました。
災害用の固める簡易トイレなんてのも備蓄しておいた方がよいのかも・・・。
一番のストレスは、手が洗えない事でした。
9日夕方になっても復旧の見込みがなさそう?だったので、近くの公園迄、車で出向き、ペットボトル4本、薬缶1個、9リットルバケツ1杯で、水を汲みに行きました。
水道水を煮沸して、食器類など洗いましたが、蛇口から水が出ない・・・というのは、なんと不便なことでしょうか。
水がでない・・・って本当に大変で、コレで、電気迄、とまったら、死活問題でしたね。
食事は、普段から、簡単なものしか食べていないのですが、煮炊きができないのは、やはり物凄いストレスでした。
数年ぶりに、カップラーメンなどいただき、コレは、食器も汚れないので、災害時には、便利なものかと。
カステラ、パンなど、火を使わずに食べられるもの、そして、ゆでたまごをたくさん茹でておいて、お腹が空いたら食べていました。
漬けておいた胡瓜なども役に立ちました。
備蓄しておいたナッツ類、バタークッキーなども、ちょっとつまむには、良かったです。
御茶や珈琲も、茶殻や珈琲カスの処理が、水を使えないと面倒ですね。
ペットボトルを買ってくればヨカッタのかもしれませんが、私は、お湯を沸かして、その都度、飲んでおりました。
お風呂は、9日(木曜日)に、市内西側の温泉銭湯に、行きました。
受付で、大人ひとりといったら、受付のお姉さんに、あちらの券売機をご利用下さい・・・と言われ、下駄箱と脱衣所のロッカーの開け閉めが出来ず(100円入れて、後から戻って来るシステムのロッカーで、100円入れても開かないし???取っ手ないので、どうするんだろう・・・と思っていたら、鍵と一緒に引っ張れば開くんでした)、係のひとに教えて貰ったりして・・・銭湯なんて、保育所時代以来だったから・・・。
入場料金750円也。
露天風呂と温泉で、たっぷりのお湯につかり、のびのびして、ひとときの憂さを忘れましたが、やはり家のお風呂が、一番いいな(落ち着くし)・・・と思いました。
温泉露天風呂の大浴場も、そういえば、数十年ぶりで、母と旅行に行ったとき以来だなぁ・・・と思いました。
母は、ここの温泉銭湯施設に、何度か行ったことがあると言ってましたが・・・。
当然、水を大量に使う洗濯なんかも出来なくて・・・でも、8日は、大雨だったし。
それにつけても・・・。
普通の当たり前に水が使える・・・って、凄いコトだったんだ!!!と思いました。
当たり前に水が使えない国だった、たくさんあるんだろうし、災害で、生活インフラが切断されて、避難所などに身を寄せることになったら、生きていけるんだろうか・・・と思ったりもしました。
そして、何より・・・母が亡くなったあとのトラブルで、良かったと思いました。
母が居たら、大変だっただろうなぁ。
当たり前に生活できないストレスを数日でも感じさせずに済んだので・・・。