明け方頃迄は、雨が降っていたようですが、時間が進むにつれてお天気回復。
Merry Christmas!
クリスマス・シーズンになると、県央のフレンチ・ビストロなどは、ノエル・ランチなどの普段とは違う少し贅沢なランチ・メニューを供しているのですが、12月の初旬には、既に、満席!ということで、映画の後のランチのお店を決めるのに、数件のレストランに電話するということになりました。
12月のクリスマス・シーズンは、予約を取るのが難しかったのは、例の新型肺炎の流行前で、昨年などは、自粛していた方も多くて、有名店でも割とすんなり、予約できたのですが、今年は・・・。
今年の夏に訪れた街中の一角にある複合商業施設(・・・といっても、それ程大きくもなく、数軒のちょっとこだわりのある小規模なお店が、連なっている)の中のひとつ、まだ若いシェフが経営するレストランを訪れました。
先乗りのバースディ(兼クリスマス)・ランチです。
私は、クリスマス時期に隣接し、人々が、クリスマスの喧噪から逃れて、ほっとし、脱力している日に生まれたので、何かと損失が多いです。
クリスマスと誕生日(と何故かお正月のお年玉を兼ねて・・・と何かと一緒にされてしまう)プレゼントが合算で、学校は、冬休み直前の成績表を渡される日だったし。
ノエル・ランチ。
全てのプレートが美味しかった・・・その一言に尽きました。
丁寧に作り上げられる一皿一皿。
お料理の盛り付けもクリスマスを意識して、綺麗だったし、何より、味がよかったのでした。
食べる喜び・・・暫く忘れていたけれど、美味しいを通り越して、食べること=生きている喜び
そんなお料理の数々でした。
お値段は、通常のプリフィクス・ランチの1.5倍でしたが、その価値はありました。
普段の食事は、お腹が空いたし、エネルギー補給のため、普通に食べる・・・美味しいに越したことはないけれど、空腹と補給が叶えば・・・ということもありますが、心が折れそうになったとき、疲労しすぎだったり、もう死んでしまいたくなったときに、供されたお料理に、生きるチカラを貰った・・・そんなパワーのあるお料理があるのだな・・・と思いました。
コロナ禍の数か月前に開店し、いろいろと大変だったと思いますが、このお店は、長く続いて欲しいとおもっています。
また身体的にダメージを受けていて、食欲がない・・・なとどいうときに(具体的には、夏バテだったのですが)、某・高層ビルにある和食料理店で、最初に供された一椀の汁物・・・コレで、食欲がでて、食事ができた・・・という経験もあって(ですが、その和食店もどういう訳か、味が落ち、料理人が変わったわけでもないのに・・・その後、2,3度来店しましたが、悪くなる一方で、訪れることがなくなりました。
毎月替わりの感動のお料理が食べられなくなったのは、とても残念です。