5月1日(水) 雨
朝9時の急行で、雨のなか大阪に向かう。
午後2時から、FM千里カタリストの収録なのだけれど、ご承知のように「日々慌ただしく好日」のさくら♪
その日暮らしを余儀なくされている次第で、今日の収録原稿の復習も予習も出来ていない。
読みあわせを快諾してくださった声友のあつみさんと、まずは大丸14階の美食区で和食を楽しみ、原稿の読み合わせ。
4分間で読み終える原稿を、あつみさんは3分58秒で1発目にクリア。 さくら♪は、なんと3分22秒。38秒も少ないのだ。
おまけに、後から合流されたみゅうみゅうさんは、きっちり4分!だ。
背中に汗をかきながら、何度もストップウォッチを確認する。
ご指導いただく早瀬俊行先生は、声優・俳優として知られ、NHKをはじめ民放各社の番組出演や映画・舞台の出演も数多く、むろんナレーターとしても活躍されている。
以前にも書いたけれど、【褒め育て】の指導法で、「OK! 良いですよぉ」と言われると、「本当にこれで良いのかしら?」とかえって心配になったりもする。
スタジオ入りの前に、近くの喫茶店であつみさんと読み合せ。 10回ほど黙読を重ね、どうにか3分58秒で納められるようになった。
本格的なスタジオを見下ろすブースには、早瀬先生のほかにスタッフさんがおふたり。 「では、最初の一節を読んでみてください」「はーい、良いですよぉ。完璧です! その調子で行きましょう」
先生は、今日も軽やかに褒め育て♪
ヘッドホンから流れてくる先生の語り口調を真似て、イントネーションに気を付け、腹筋に力をこめる。
「完璧です、完璧ですよ」と褒められて、舞い上がりそうになったところで、「はーい、ここまで完璧に来ましたから、最後をしっかり締めましょう。 時間を気にせず、ゆっくりと…」
「あ、『…以上に』と『(感じ)させる』と『自然に』のイントネーションが少し違うんだなぁ。 もう一回良いですか?」
で。
Take5まで、しっかり絞っていただきました。
雨の午後の快感。 非日常体験。
ありがとうございました!
幾つになっても「非日常体験」は良いっものですよね。
緊張もしますし、その後に来る達成感と何とも言えない様な嬉しさ、喜びなども・・
「褒めて育てる・・」は内容をきちんと理解してもらえるようなフォローをすればいいことづくめだと思い、私も行なってきましたがすべていい結果に終わったことが私自身の喜びでもありました。