7月29日(土)
午前7時すぎ、電話のコールに起こされた。
姉の長年に及ぶボーイフレンドのT氏からだ。
お元気な80歳。 朝早いのは日常かもしれないけれど、わたしにとっては、命を削る貴重な睡眠時間。 非日常だ。
あ~、ねむ、ねむっ。
結局、話の内容をほとんど忘れ、明後日の姉の外来受診に一緒に行くことを再確認したのみで。
あ、以前から姉の周りにいてくれた ”あやしい人” たちが、ケアハウスに見舞いと称して訪ねて行ってくれているらしい。
「家に風を入れるとかなんとか旨いこと言うて、バッグの中の鍵をもって行くかもしれん。 大事な物を持ち出されても困るから、月曜に金庫に預けるようにしよう」 とT氏は語気を強めた。
そう。 この話が早朝のTELの中身だったのでした~。
ねむっ。
新聞を取りに出て、玄関先の青紫蘇の叢を抜き取ったら、全長1㌢に満たない蟷螂の子がこぼれ落ちた。
怒って、必死に斧を振り上げて、天に向かって構えている。
あはは、あはは~♪
つい笑ってしまってから、この世に起こる総てのことは、み~んな笑いのタネのような気がしてきた。
朝からTEL相次ぎ、午後には和田夫人が初成りの胡瓜と茄子をたくさん届けてくださり、洗濯を2度片付け、夕方からは名張の花火を見に行くつもり。
皆々さま。 この後は、ブログ花火で楽しんでくださいませ~。
しかし、小さいものですな、蟷螂の子どもは。
この体で、天に生えているものを刈ろうとは、その意気や良し!
蟷螂。 どこか、あなたに似ていますよ。
いつも、ありがとうございます。
全長1㌢足らずの蟷螂は、体を思いっきり膨らませそっくり返って斧を振り上げていました。
なんだか、可愛くておかしくて、あはは、笑ってしまいました。
小さなしあわせが有難い、今日この頃です。