さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 「今日はご在宅ですか? 今から伺ってもよろしいでしょうか?」、病友の雪ちゃんに誘われて・・・

2024年08月19日 22時35分56秒 | さくら的非日常の日々
8月19日  (月)  晴 久しぶりの夕立あり
雪ちゃんからの電話を受けて、おすすめの古民家レストランのランチをアテンドするも、数か所当たるもすべてお休み。  お盆は営業されてお盆明けにお休みされているみたい。
                      
                     

結局、市内のココスに決めて、ランチにシーザーサラダをシェアし、ドリンクバーを頼む。
価格の割には美味しくて、娘のように若々しい雪ちゃんと、話が弾んだ。

食事を終えて、「カラオケ、行きましょう♪ 私、特別会員なのですよ」
雪ちゃんは歌が上手で声も良い。

タッチやワンピースなどのアニメソングかわいく歌ったと思ったら、米津玄師、康珍化らの楽曲をしっとりと歌い上げ、 最後はSPEEDの『White Love』で締めた。                         
                     

さくら♪は、いまひまわりコーラスで練習に余念がない『一本の鉛筆』を、復習してみる。

♪一本の鉛筆があれば 八月六日の朝と書く
人間のいのちと 私は書く

それから山下敬ちゃんの『ダイアナ』を歌う。
敬ちゃんが逝かれて14年の月日が流れた。
2011年の1月6日にお見舞いを予定していた、その1日前(2011年1月5日)にあっけなく逝ってしまわれた。

過去ログに敬ちゃんを偲びつつ、明るく楽しくダイアナを歌う。
敬ちゃん、次の世でもダイアナや『バルコニ―に座って』を歌って楽しんでおられることでしょうね!

☆山下敬二郎さん、安らかに…
2011年01月06日 15時05分11秒 | 金つなぎの会

最後のCD 『 Castle~二人の城 』(全10曲)を残し、生涯かけて男の美学を貫きとおして逝かれた敬ちゃんの、本懐遂げた笑顔を、いま雪空の彼方にわたしは見ている。

お通夜は来る12日午後6時から、葬儀・告別式は翌13日午前11時から、いずれも横浜市緑区長津田6の2の7の大林寺山水閣で営まれる。 関東地区の金つなぎの皆々さま。 体調とご相談の上、出来れば最後のお見送りを!

1月6日 (木) 曇

今にも降り出しそうに重く垂れ込めた雪空の向こうから、山下敬二郎さんの訃報が飛び込んできた。昨1月5日の午後7時55分、卒然と逝かれたそうだ。
つけっぱなしにしていたテレビで、鳥越俊太郎さんがコメントしておられるのを、「…やっぱり、」と、せつなく聞いた。

敬ちゃんの胆管がんを知ったのは昨秋だった。
夫人の直子さんから相談を受け、がん末期の闘病への少しのアドバイスをお伝えし、腹式深呼吸とイメージ療法のやり方をメール添付で送ったりもしたのだった。

そうして、「何より直ちゃんのお身お大切に!」と、やり取りの度に必ず書き添えた。
「病む人より介護する人のほうが辛くしんどいことも多いもの、どうぞお子さんたちもご一緒に、支え合って頑張ってくださいね」とも…。

今日はお昼前から、ひっきりなしに金つなぎの病友、学友、九州の次男からもお悔やみや連絡が相次ぎ、携帯メールには節子理事、久保理事、mebiちゃまからの心の篭ったお悔やみが届いた。

そういった皆々さまのお気持ちを、いつか落ち着かれたころに、直子さんにお届けしようと思っている。

                   ◆

ほどなく直子さんの実家の佐々木家に連絡がつき、直子さんの母上の佐々木訓(のり)枝さんと話ができた。

歌手でもある訓枝さんは、敬ちゃんの凄さも重々分かっておられ、私たちは少しの間、敬ちゃんについて深い話をした。

一見取っつきにくいけれど、シャイで優しくて、でも不器用で、いつも体調が悪そうなのに舞台に上がると、一転、見事なステージを披露された。

代表曲「ダイアナ」も、お若いころの声に頼る歌い方から、さくらがクリスタル・ヴォイスと名づけた硬質の、でもリリカルで優しくヴィブラートを効かせた歌唱法に進化させておられ、聴く者の心を癒し満足させてくれた。

夕方には、病友の玉ちゃんから、「夕刊フジ」の記事がFAXされてきた。
「山下敬二郎さん がん死」、「命がけ 最後のダイアナ」と見出しが躍っている。

日本大学医学部付属板橋病院で、世界的な名医・高山忠利教授の下でがんのチーム医療を受けながらも、すでに末期の胆管がんを病んでおられた敬ちゃんは、それなのに、栃木県佐野市での最後のステージを12月26日に敢行、車椅子に座りながらも40分間熱唱されたそうだ。

直子さんから、「もう、緩和ケアの病院に転院します」と伺った後のことである。
信じられないほどの、堅い意志…

12月に入ってまもなく、腹水も溜まって食事ものどを通らない病状だったのだ。
信じられないほどの、強い気力…

行って歌った、敬ちゃん、さすが!
天晴れ、敬ちゃん。 歌手の本懐、男の花道!!

送り出してくれた直ちゃん、お見事!

ひとは、生きた時間の長さでその生を計られるものではなく、その質においてこそ評価されるものであってみれば、記事のとおりの敬ちゃんこそが、さくらの存じ上げている歌手・山下敬二郎なのだ。

2008年には、「レコード大賞 功労賞」を受賞され、昨2010年には、『Castle~二人の城』(全10曲)をCDリリースされた。 ご夫妻が歩まれた悔いのない確かな道のりを、情感豊かに歌い上げた自らへのオマージュ♪ いましみじみ聴いて、感じ入っている。
ほかに、「ラニカイの浜辺」も心に沁みる。

『Castle~二人の城』、1枚=2500円。
購入ご希望の方は、さくらあて(kitto-07@e-net.or.jp)に直メくださいませ。

直子さんに取り次ぎます。





          

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