10月14日(金)曇のち雨
上海出張から帰国した長男が、名張駅からの帰途一家で立ち寄ってくれた。
「工場視察と意見交換、幹部会議が午後9時まで。 街の印象? 2日目が大雨で、移動車の窓からも前しか見えない、…観光? ナニ言ってるの、仕事に行ったんだから」
あーぁ、海外に出張してまでもガチで仕事するんダ。
お土産を買う時間もなくて、ママと私には中国茶。 こんな小さな紙製の筒箱に、あらま、直かに中国緑茶が入っている。
価格は、1箱12元だったって。
昨日のレートは、1元が日本円で12,12。
…ってことは、この小さな筒箱の中国茶が1454円!
味は未だ分からないが、嗚呼、没有法子!!
「だって、帰りの空港でこんなものしか買えなかったの!」
いやいや、おかげで彼の国の富裕層が日本の安心・安全、美味・高級な食材や家電製品、その他を買いあさっておられる現実の一端が垣間見えたよ。
洩れ聞いた情報では、たとえば日本の魚沼産こしひかりが、どんどん中国ほかの富裕層に買われているって。
中国の富裕層の推定人口は、たとえば、「2010 Hurun Wealth Report」によれば、中国全人口の6,7%を占める勢いだという。
同レポートの定義による中国富裕層とは、個人資産が1000万元(約1億4000万円)以上の資産を所有する人のことで、2009年に87万5000人に達し、以降毎年増え続けているそうだ。
また、マッキンゼー・アンド・カンパニー(米・コンサルテーション)による調査結果でも、中国で年収200万元(約2900万円)以上の富裕層が2015年までに400万世帯を超えるという。
おそるべしっ、中国。
何が恐ろしいのか?
これほどの富裕層を抱える世界第2位の経済大国は、一方では、貧困層の多さにおいても世界第1位の座を譲らない。
そうして、同じ国民が世界の富豪と呼ばれる暮らしを享受していると、貧困層の彼らは知るよすがを持たない。
2010年の10月、国務院が「2008年現在、中国の貧困人口は年収1196元という中国自身の基準で計算すれば、3587万人。 世界銀行の基準で計算すれば1億5000万人にのぼる」と認めている。
この数字も人為的な縮少バイアスがかかっているという情報もあるのだ。
近い将来2億人に届こうかという【持たざる人々】が、株投機や不動産投資などで巨万の富を得ている【持てる人々】との格差に気付くとき、彼の国に起こることは何であるか?
さて、中国緑茶。
日本のお茶、たとえば「川柳(かわやなぎ)」のような、それよりもっとぞんざいな仕上がりのこのお茶は 西湖龍井茶と言い中国の高級茶だという。
お湯の中で茶葉が開くと、【一芽一葉】の姿に戻るとか。 「それがどうした?」と言われれば、返す言葉もないが。
農薬や化学肥料をたくさん使っているかしら?
衛生的に作られているのかしら?
ダンボールのクズや残飯入り餃子、ヒ素入り醤油、メラミン入りミルク・ペットフード、きのこに漂白剤、豚肉にホウ砂、残留農薬問題、成長促進剤の誤使用によるスイカ畑の「爆発!」など、多岐に及ぶ食品事故は彼の国の生命軽視の現れに他ならなく、恐ろしさに唖然・呆然としてしまう。
三国志の昔から、学ぶことの多かった国だけに、一掬のお茶に抱く不安や不信が悲しくもある。
う~、パパのお土産から意外なことに話が及んだね。
西湖龍井茶。
湯の中で茶葉が開くと、【一芽一葉】の姿に戻るそうだ。
まだ喫してないので審議のほどは分からないが、試してみよう。
写真で見るよりずっと色あせてはいるけれど…
未だに1元札は、毛沢東なのだ。
これだけで、約150円。
はるちゃんが、「コインホルダーに入れよう♪」と喜んでいる。
上海出張から帰国した長男が、名張駅からの帰途一家で立ち寄ってくれた。
「工場視察と意見交換、幹部会議が午後9時まで。 街の印象? 2日目が大雨で、移動車の窓からも前しか見えない、…観光? ナニ言ってるの、仕事に行ったんだから」
あーぁ、海外に出張してまでもガチで仕事するんダ。
お土産を買う時間もなくて、ママと私には中国茶。 こんな小さな紙製の筒箱に、あらま、直かに中国緑茶が入っている。
価格は、1箱12元だったって。
昨日のレートは、1元が日本円で12,12。
…ってことは、この小さな筒箱の中国茶が1454円!
味は未だ分からないが、嗚呼、没有法子!!
「だって、帰りの空港でこんなものしか買えなかったの!」
いやいや、おかげで彼の国の富裕層が日本の安心・安全、美味・高級な食材や家電製品、その他を買いあさっておられる現実の一端が垣間見えたよ。
洩れ聞いた情報では、たとえば日本の魚沼産こしひかりが、どんどん中国ほかの富裕層に買われているって。
中国の富裕層の推定人口は、たとえば、「2010 Hurun Wealth Report」によれば、中国全人口の6,7%を占める勢いだという。
同レポートの定義による中国富裕層とは、個人資産が1000万元(約1億4000万円)以上の資産を所有する人のことで、2009年に87万5000人に達し、以降毎年増え続けているそうだ。
また、マッキンゼー・アンド・カンパニー(米・コンサルテーション)による調査結果でも、中国で年収200万元(約2900万円)以上の富裕層が2015年までに400万世帯を超えるという。
おそるべしっ、中国。
何が恐ろしいのか?
これほどの富裕層を抱える世界第2位の経済大国は、一方では、貧困層の多さにおいても世界第1位の座を譲らない。
そうして、同じ国民が世界の富豪と呼ばれる暮らしを享受していると、貧困層の彼らは知るよすがを持たない。
2010年の10月、国務院が「2008年現在、中国の貧困人口は年収1196元という中国自身の基準で計算すれば、3587万人。 世界銀行の基準で計算すれば1億5000万人にのぼる」と認めている。
この数字も人為的な縮少バイアスがかかっているという情報もあるのだ。
近い将来2億人に届こうかという【持たざる人々】が、株投機や不動産投資などで巨万の富を得ている【持てる人々】との格差に気付くとき、彼の国に起こることは何であるか?
さて、中国緑茶。
日本のお茶、たとえば「川柳(かわやなぎ)」のような、それよりもっとぞんざいな仕上がりのこのお茶は 西湖龍井茶と言い中国の高級茶だという。
お湯の中で茶葉が開くと、【一芽一葉】の姿に戻るとか。 「それがどうした?」と言われれば、返す言葉もないが。
農薬や化学肥料をたくさん使っているかしら?
衛生的に作られているのかしら?
ダンボールのクズや残飯入り餃子、ヒ素入り醤油、メラミン入りミルク・ペットフード、きのこに漂白剤、豚肉にホウ砂、残留農薬問題、成長促進剤の誤使用によるスイカ畑の「爆発!」など、多岐に及ぶ食品事故は彼の国の生命軽視の現れに他ならなく、恐ろしさに唖然・呆然としてしまう。
三国志の昔から、学ぶことの多かった国だけに、一掬のお茶に抱く不安や不信が悲しくもある。
う~、パパのお土産から意外なことに話が及んだね。
西湖龍井茶。
湯の中で茶葉が開くと、【一芽一葉】の姿に戻るそうだ。
まだ喫してないので審議のほどは分からないが、試してみよう。
写真で見るよりずっと色あせてはいるけれど…
未だに1元札は、毛沢東なのだ。
これだけで、約150円。
はるちゃんが、「コインホルダーに入れよう♪」と喜んでいる。
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