さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

🎵 「 賞味期限が… 」 と、 電話の向こうから恐縮の気配が伝わり、 「これがカステラの老舗・長崎堂の応対」と

2018年07月04日 22時17分51秒 | さくら的非日常の日々
7月4日(水) 曇時々雨

夕方、大阪心斎橋に本店を構える、カステラの老舗・長崎堂から電話が入った。

大要は以上のよう「このたび、私どもからお届けいたしました品に、賞味期限の切れた物が混じっている懸念がございますので、改めて届けさせていただきたく存じます。それで、まことに恐縮ですが、送らせていただいた当該商品は処分していただけるとありがたいのですが…」という、丁寧な内容である。

お昼過ぎに長崎堂さんから、確かにお中元の品が届気はしたが、お仏壇の前に飾ってそのまま出かけてしまい、内容は確認しないままである。

「まさか1年前のお品でもないでしょうし、長崎堂さんのお菓子なら賞味期限が少しばかり切れていても、美味しく頂きますぅ。ですので、私宅へのお気遣いはどうぞご無用に…」、「いえ、いえ。それでは申し訳がございませんので」

先方の男性がとても丁寧な物言いをされるのでこちらも言葉を選ぶ。

押し問答の末、「では、確認いたしますので、このまましばらくお待ちいただけますか?」、「そうしていただけると、ありがたいです」

慌しく、いただいたお中元の品を確認したら、バウムクーヘンが7月16日、黒船のかすてらが8月15日、クッキーが9月24日の日付である。

その旨をお伝えしたら、電話の向こうの男性は安心し田様子で電話を終えられた。

中元の品、送料、長い電話代。
もしや重ねての送付となればそのお品代に送料の負担。

それらを費やしても守りたいお店の信用。
それこそが老舗の矜持、心意気であろう。

送り主の、長崎堂・元社長、名誉顧問の荒木一郎さんと美江子さんに、すぐにでもお会いしたくなった。


                 

電話を置いたキッチンと仏間を慌しく行き来する、さくらの後を追いかけて興味津々のみるくに、「老舗の応対って、こういうことなのよ。 …分かる?」

もちろん、分かりっこの無いみるくには、「掻き、掻き、してあげましょう♪」と、ヘアコームでご機嫌取り。

                 

その後気分を良くしたらしく、廊下に横になって眠ってしまった。

夏到来を前に、毛皮をまとったみるくは、蒸し暑く過ごしにくいせいか、玄関の廊下にへたり込む。

時には腹ばいになって手足を伸ばしたりして!


                 

夜は、冷凍してあった牛豚ミンチを削って、たまねぎ、えのき茸を加えてオムレツ。

オイスターソースでタウリン、鉄分、葉酸など補って、明日も若々しく元気に!



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