さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪電話が運ぶ、幸せの構図は…

2008年01月08日 22時30分28秒 | さくら的非日常の日々

                 1月8日(火)   

午前8時、関東の病友から、「はじめまして。 59歳の主人が大腸がんの肺と肝転移で、がん拠点病院にかかっているのですが、Drにとても邪険にされています。 いまさら別の病院にかかることも出来ず、困っています」 とTELが入った。 

そろそろベッドから起き出そうとしていたところだったが、そのまま、ぬくぬくと毛布にくるまって、深刻な訴えを聞く。

がん拠点病院と、近くの中核病院との医療内容の違い、あなたにとってDrは、Only-one! けれど、Drにとって、あなたとご主人さまは、One of Themにすぎないのですよ。

どのような医療を受けたくて、あなたは、その病院を選ぶのか。
患者は、自らに厳しく問いかけ、また、問い直してみることが迫られている。

1時間ほど、これまでに溜まっていたらしい不満を思いっきり吐き出し、最後は自分で納得されて、ご主人ともども、明るい笑い声を残して、電話が切れた。

すぐあとに、かつての学友・まっさんからTELがあり、お互いにタイトなスケジュールをやりくりして、「カニツアーに行きましょう」 と企画するも、日程が合わず已む無く見送りとする。

そんな話の最中に、新たなTELが被り、「あら、電話が入ってるわ。 …じゃあ、また、ね」 と近々の再会を訳して終わった。

次のTELは、静岡のNPOがん患者団体支援機構の理事、中山陽子・オリーブの会会長からだ。
明るい笑顔と弾むような話し方が印象的な、地域のオピニオンリーダーである。

昨年12月、東京の集会でお会いして、夜の街に出てドトールコーヒーのShopでシュガーレスのグリーンティを楽しんだっけ。
「あれ以来、シュガーレスの抹茶オーレを捜しているんですよ」 と、私。

経験豊富な中山さんに、今日もまた、いろいろと学ぶことがあって、有難い!
…と、とつぜん、プツン、プー、プー、プー。
およそ4時間、ベッドの中で引き続き受話器 (子機) を握っていたものだから、電池切れ~。
会話不能となって、失礼しましたぁ。

ブランチを済ませ、郵便局と銀行、市役所を駆け足で回って、用足しを終える。

午後3時から、Nさん、Wさんといつものようにウォーキング。
行き交う人たちと気軽に挨拶を交わし、空を眺め木々の芽吹きを感じ、心と体が喜ぶ2時間ほど。

夜もTELが相次ぎ、已む無く充電を終えた子機をトイレに持ち込み、病友と話し合う。
電話が運ぶ幸せの構図が、ここにも!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
桜の木の下でお会いしましょう (サクラ♪)
2008-01-09 21:14:38
さくらさんいつもありがとう。元気の元は新宿の御苑

で皆様に御会い出来る日を、今から楽しみにしていま

す。エネルギー不足の私には、きっと長い冬を乗り越

えられる力となるでしょうね。いつも貴女のエネルギ

ーを感じながら「えらい えらい」と思いながら、毎日

読ましていただいております。春になれば私の胸の痛

みも少しは楽になるかもしれません。手は腱鞘炎。足

は骨粗鬆症で痛みと共に居ますけど、歩いて10分の町

の銭湯におばあさん方の仲間で他愛無い話で「わっは

は わっはは わっはは」と笑って失敗談を話したり

しています。母も今のところ元気で、私は自分を高める

為に そしてゆっくりと会いに行きたいと思います。
返信する
♪来る春を信じて! (さくら)
2008-01-12 01:19:02
サクラ♪ちゃん、いつも、優しいTELをありがとう。

胸の痛みは、果たして、恋をしているから?
OK、OK! 大丈夫だよ。

新宿御苑を楽しみに、ね。
返信する

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