9月29日(日) 晴
昨夜から、否、今日の早朝まで、家中の心あたりを探してみたけれど、見つからない…
探しものは、知人のS社長が、あの、サティア・サイババから直接貰って来られたという、名刺大の金属板だ。
それは、まだ私が、明日の命の覚束なかったころ…、そう、今から17年ほど前のことだった。
講演に招かれた懇親会の席で、隣の席に座っておられたS社長が、「大変ながんを病んでおられますなぁ。 良かったら、これをへその上に着けておいたら? サイババさんから直接いただいてきたんですよ」
当時サイババ詣でをする方も多く、S社長はズボンのベルトをゆるめて生温かい金属板を採り出し、私に手渡してくださった。 いたわりのお心が嬉しく有難く、ガードルの中にその金属板をしのばせ、その後1年ほどは、毎日おへその上に装着して、体が温まる実感を喜んでいたのだった。。
…気のせい? うかも、知れない。 でも、毎朝ガードルで押さえて体の温かくなる快感を信じ、「これで、がん細胞がどんどん死んでいく!」 と念じて疑わなかった。 そうでもしなければ、余命半年の多重がんを病んだ不安と惧れは消えないのであった。
もちろん、このほかにも、当時の私には【すがるモノ】(がんと闘う武器)が、いっぱいあった野は言うまでもない。 だから、どれが、どのように効いているのかは、皆目分からないのであったけれど。
とにかく、サイババさんの、アルミ板に何かを挟んだような2ミリくらいの厚みの金属板が、重篤ながんを駆逐してくれると信じて喜んでいた。
その金属板を、今日、お見舞にうかがうN氏にお届けしたくて、昨夜PCをシャットダウンしてから2時間、探し続けたのに、見つからない。
そっか~! 重いがんを病まれた、別のあの方S氏に、仔細を言ってお貸ししたのだった。 肺がんの転移と再発を病むS氏は、「信じて、使わせてもらうわ」と言って、薄いカシミヤ(だと思う…)の腹巻の間に丁寧にしまわれたっけ。
いつか私にもがんの再発・転移が訪れたとき、【闘う武器】のひとつとして、その金属板も、山本化学の山本富造社長から病友がたに頂戴したバイオラバーも、私の分はN氏にお届けして、さっそくに使ってもらっている。
バイオラバーは、カバーとベル トを夫人が作り替えて、「…だって、あなたにお返しする時に申し訳ないから…」と言ってくださって、私の方が申し訳なく思ったことだった。
この日お見舞いに伺ったN氏と夫人はお元気で、愉しいおしゃべりに時が過ぎた。
3階の窓からN氏に見送られ、思いっきり手を振って、車の窓から顔を出してまた手を振り 、お別れをした。
N夫人と夕ご飯を食べに行ったのは、西大寺の近く、秋篠にある、「DAY BY DAY �」 イングリッシュテイストのあるがままの小さな森に囲まれ、枕木のようなステップがうめこまれたエントランスは、足に優しいうれしい配慮♪
オーナーご夫妻の手づくりご膳は、メーンプレートは、米茄子の肉みそかけ、グリーンサラダと蒟蒻、サツマイモ、ししとうが少々。 冷ややっこのベジのせ、ひじきの煮付け、具だくさんのお味噌汁、好のもの。 ご版は、十三穀米♪
美味・ヘルシーで、価格は980円とリーズナブル!
オーナー夫人の
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