降り出した午後、見知らぬ電話番号から携帯にTELが入った。
「Nです。 ご無沙汰しています。 近くに来ているのですが、お邪魔してもいいですか?」
「あらら、珍しい! 1年ぶりかしら?」
ご縁があって、お見知り頂いたNさんは、近況報告のなかにご夫婦の不和が隠れていて、でもとっても素直なひとだから、解決の糸口はつかんで有られるみたい。
「あなた。 不実な奥さまに謝りました?」
「えっ、えっ? 僕が謝るんですか?」
「そう。 【ごめんな、傍に居て氣づいてやれなくて!】って、謝らなければ!」
キャパシティの大きいほうが、理解の深いほうが、先に 「ごめんな!」 と言って、向き合って両の手を差し伸べてあげなければ…
人生は、感謝の連続線の上にあるの。
さくらはいつも、そのように思っています。
※こんなことを言うから、晩年の妙子ねえさんに「偽善者、かっこつけ!」呼ばわりをされたのね。
でも、本当にそのように思っているのだから。
自分の心に正直に従って、生きているだけだから。
現役のころ、大阪・中津の東洋ホテルのセラーバーで待ち合わせをしたことがある。
地下に降りて行く階段の突き当たりに、『喜べば 喜びびとが喜んで 喜び集めて 喜びに来る』と書いた大きな額が飾ってあった。
多分墨字ですべて平仮名で書かれていたと記憶しているが。
何しろ、今を去る四半世紀も昔のことだ。
でも、ね。
言葉と篭められた志が正しければ、思いは永遠に伝わって行くんですよ、ね!
金つなぎの理念もモットーも、それが正しければ、長く人口に膾炙されていくことだろうね。
かくてさくらの在宅の1日は、今日もあわただしく過ぎるのでありました。
「Nです。 ご無沙汰しています。 近くに来ているのですが、お邪魔してもいいですか?」
「あらら、珍しい! 1年ぶりかしら?」
ご縁があって、お見知り頂いたNさんは、近況報告のなかにご夫婦の不和が隠れていて、でもとっても素直なひとだから、解決の糸口はつかんで有られるみたい。
「あなた。 不実な奥さまに謝りました?」
「えっ、えっ? 僕が謝るんですか?」
「そう。 【ごめんな、傍に居て氣づいてやれなくて!】って、謝らなければ!」
キャパシティの大きいほうが、理解の深いほうが、先に 「ごめんな!」 と言って、向き合って両の手を差し伸べてあげなければ…
人生は、感謝の連続線の上にあるの。
さくらはいつも、そのように思っています。
※こんなことを言うから、晩年の妙子ねえさんに「偽善者、かっこつけ!」呼ばわりをされたのね。
でも、本当にそのように思っているのだから。
自分の心に正直に従って、生きているだけだから。
現役のころ、大阪・中津の東洋ホテルのセラーバーで待ち合わせをしたことがある。
地下に降りて行く階段の突き当たりに、『喜べば 喜びびとが喜んで 喜び集めて 喜びに来る』と書いた大きな額が飾ってあった。
多分墨字ですべて平仮名で書かれていたと記憶しているが。
何しろ、今を去る四半世紀も昔のことだ。
でも、ね。
言葉と篭められた志が正しければ、思いは永遠に伝わって行くんですよ、ね!
金つなぎの理念もモットーも、それが正しければ、長く人口に膾炙されていくことだろうね。
かくてさくらの在宅の1日は、今日もあわただしく過ぎるのでありました。
このホテル。今ではラマダホテル大阪に衣替えし、各々の記憶に残るのみです。
ご縁をありがとうございます。
『喜べば 喜び人が喜んで 喜び連れて 喜びにくる』、この額も今は無くなって、すべてはもう、昔語りのテーマになったのですね。
風立つや 産経も 遠くなりにけり