11月1日(月) 晴
朝8時の急行で布施の鈴木診療所に行く。
先月の受診日は、親友の典子さんを偲ぶ同窓会に充てていて、自分の体のことなど、頭の片隅にも無かった。
予定を半月も伸ばしてもはや薬が切れそうになって、月曜の朝イチに受診した次第で。
「ここまで来るのは、 面倒でしょう? 月内血糖値も安定しておられるのだから、名張で近くの先生に診てもらえば?」と、鈴木先生に言われ、「いいえ。 私が望んで診察を受けに来るのですぅ」といつものように、答える。
余命半年を覚悟して、なお生きたいと願っていたころ、いとこの美智子さんに言われた言葉が耳の奥から甦る。
「光子さん、医者は患者を選(よ)れんけんど、患者は医者を選(よ)れるき、ね!」
お若くて、勉強熱心で、患者を思いやる心をお持ちの鈴木先生。 私が、選んだDr(おひと)♪
午後2時に布施から戻り、洋服のままワタナベさんの伊達締めと扇をお借りして、「雪椿」のお稽古。
いつまでも、こだわって習う。
4日の煩いであっけなく逝かれた夫を偲び、妙子ねえさまが、私のために電話の向こうで歌ってくださった演歌。
♪優しさと 甲斐性の無さが 裏と表についている…
夫は決して甲斐性無しの男ではなかったけれど、5人居られた年上の義妹がたを愛して、彼女たちの言われることに従順であった。
そうすることで、家(いえ)うちがうまく治まるのだといったこともあった。
なので。
悔しいけれど。
布施の街中に、金木犀が花盛り!
むせるような芳香に圧倒された。
わが家では、1か月前に香って果てた。
病友がたの「金つなぎLINE」に、季節外れの山ツツジが咲き、アマリリスも咲き誇り、ご近所の病友・ゴトウ氏の庭では、1か月以上もさくらが咲いている。
岸田総理の初外遊は、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26) だとニュースで知った。
意義ある会議になるように、日本の役割は?
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