さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

★とほほ、人身事故に遭遇…

2005年09月13日 02時53分59秒 | さくら的非日常の日々
仕事で、午後から京都に出かけた。

夜…。友人と食事を済ませたあと、最終の特急10時20分発に乗車するべく、近鉄京都駅に急いだ。

ン…? なぜか、ホームに人があふれている。
「お客さん、すみません。事故で電車が停まっておりまして…」、駅員さんもすまなそうな顔をする。
9時45分発の特急が、未だ発車してないのだという。

「何があったんですか?」
「京都線の人身事故でして…、すみません」

とにかく、電車に乗り込む。

ややあって、特急が発車した…と思ったら、5分ほど走って停車。 そのまま、ずぅ~っと、停車、停車。 結局、2時間遅れで改めて発車し、午前0時50分に、ようやく大和八木駅に到着したのだった。

改札口をでたら、「八木から先に帰る方、タクシーに…」と、駅員さんが誘導してくれている。
ありがたい! 「あの~、名張まで帰るんですけれど…」と、私。
「あ、では、榛原方面のお二人さんと一緒に行ってください。ちょっと待っててくださいね」と、駅員さんは屈託がない。
その間にも、近場に帰る人たちを相乗りさせて、タクシーは発車していく。

時間はすでに、午前1時近く。 ついさっきは、「得がたい非日常! 免疫力が上がるよ」と、友人や家族に携帯メールを送ったりしたのだったが、疲れがどっと、自覚される。

「すみません、名張は遠いんですけれど…。 遠方に帰る者のことも考えてくださいな。名張まで、1時間でしょう?。途中、榛原であちこち寄ってまた1時間! この時間からの遠回り! …嫌だわ」
思ったことが、そのまま口をついて出た。

怒って言ったわけではない。 静かに、訴えただけだ。

けれど駅員さんたちは、ぎょっとした表情を見せ、互いに相談し、「名張の方、お先にどうぞ」と言ってくれて、私は一人でタクシーに乗った。
特急券や乗車券の払い戻し、タクシ―代など、事故を引き起こしたほうが払うんだろうか? …などと、考えながら。

午前1時50分、自宅着。タクシ―代金は、1万4,020円也。ほんとうに、誰が払うんだろう?
あぁ、とほほ…の深夜帰宅。 でもでも、これすらも、また、非日常。
きっと良くなる、必ず良くなる! ご一緒に…


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