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6月10日(木) 晴午後3時。友人宅に招かれてコーヒーブレイク♪話題はもっぱら、新型コロナだ。「菅さんも気の毒やなぁ。 巡り合わせが悪いわ」、「二階さんの跡を安倍さんが狙ってるらしいなぁ」と男性の話題は政治をテーマに、まるで友人の噂話を繰り広げるようなノリだ。「ヒロノさんは、もう、ワクチン打ちました?」。女性の話題は、これに尽きる。さくらは、自己決定できる年齢に達して以来、一度もワクチンと言う名 . . . 本文を読む
6月9日(木) 晴毎日深夜に就寝して朝が遅いものだから、午前中は電話の応対やメール処理、溜まった郵便物の整理に費やし、あっという間にお昼になる。午後は、足腰のストレッチを目的に始めた新舞踊のお稽古。2007年の4月に始めたから、今年で14年と3か月続けていることになる。長い修行の割には、成長が芳しくないのが残念である。師匠の西川広美先生は、挙措動作に厳しくて「そう、そうすれば綺麗に見えるでしょ? . . . 本文を読む
6月8日(火昨夜も午前3時に就寝で、今朝は子供たちの登校見送りが無いのでゆっくり朝寝を楽しんでいたら、午前8時の電話に目覚めた。「毎日新聞、見せていただきました。長年、お疲れさまでした。私もがんになったら、よろしくお願いします」と友人のH さん、「光ちゃん、新聞見たわよ。 長い間、よう頑張ったねぇ」とは、遠縁の森本孝子さん。 桔梗が丘の婦人会活動の先駆けで、そののちは名張市の教育委員長や三重県保護 . . . 本文を読む
初夏の日脚は長い。外出から帰って、数日来気になっていた庭木の剪定を始めた。電気バリカンで花の終わったツツジを丸く刈り込み、周囲のドクダミを引っこ抜き(亡夫ががん封じのために植えてくれた3株のドクダミが27年を経て庭を席巻し始めたのだ!)自由気ままに伸び放題の庭木に大鋏を入れようとして、「ぎょっ!」先週の大蜘蛛に続いて、幅1㌢長さ7㌢ほどの大きな毛虫が、間仕切りの兵を乗り越えて新芽を伸ばしてきた葡萄 . . . 本文を読む
6月6日(日) 曇先夜、トイレから出たら目の前の壁に、「く、く、蜘蛛!」体長7㌢ほどの大きな蜘蛛に震えあがり、トイレに用意した殺虫剤で「ごめんね、ごめんね。 南無阿弥陀仏」と言いながら噴霧した。ササ、サッと逃げた蜘蛛は、数日経っても姿を見せず、薄気味悪くて周囲を見回しつつ過ごした。長男一家との食事中に話したら、「ウチんちにも居るけど、蜘蛛は益虫だから殺さないよ」と恐ろしいことを言う。日々、懼れ . . . 本文を読む
6月5日(土) 晴現役の新聞記者時代に、晴天の霹靂のように多重がんに見舞われた。お産以外は寝たことのない身を、過信していたのだった。断腸の思いで退職し、1年半の抗がん治療に専念。 その間4日の煩いで夫に逝かれ、その1週間後に予定されていた次男の結婚式は延期と決め、生きた心地もなく生きていた。退院と同時に、毎週1回産経新聞に闘病記を連載させていただき、3年半続けたのだった。3か月後には読者が集まっ . . . 本文を読む
6月3日() 晴「こんなご時世だから、楽屋見舞いは出来ないけれど、藤原紀香ちゃんのサインももらってあるのよ」と、大阪・新歌舞伎座のスペクタクル時代劇『魔界転生』(開演16時半)を友人に誘われていたので、ランチを金つなぎの病友がたにお声掛けをした。断ってもらい易いように、前夜の8時にメールしたのに7人の皆さまが集まってくださった。舞台は、上川隆也が主演の柳生十兵衛、小池徹平が天草四郎、その母・お品を . . . 本文を読む
老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?