友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

早く迎えが来て欲しいと言いながら

2021年12月07日 17時19分59秒 | Weblog

 雨降りの午後、何を思ったのか急に、気に入っていた写真を模写した。そんなに根詰めたつもりではなかったのに、立ち上がろうとしたらクラクラする。ジッと遠くを見ると、回っているような感じがした。まさか脳卒中の前触れなのか。先日、クラっとしたのは地震ではなく、私の頭だったのか。

 土曜日は友だちの一周忌で、みんなで偲ぶ会をしようというのに、その準備を任されている以上はしっかりしていないといけない。冷凍庫にあった保冷剤を頭に当ててしばらくすると落ち着いた。今朝は、「身体の具合が悪い」、そんな話を聞き過ぎた。

 従妹に叔母さんの一周忌に参加するのかと訊ねたら、「歩行が困難で行けない」と言う。まだ若いのに、「膝と腰を悪くして杖が無いと立ち上がれない」と。私の創刊した地域新聞の編集長を務めている女性に会ったら、「瓦版の編集長が亡くなった」と言う。私よりも若く、切れのいい男だった。

 それに加え、長い付き合いの友だちのカミさんが入院していると聞いた。「お茶でもする?」と電話をしてきてくれたのに、運転免許を返納したというから電話してこないのかと思っていた。私から誘って美術館や気になったイベントに連れ出そうと考えていたのに、残念だ。

 先輩ばかりか同年配や年下までも、具合が悪いとか亡くなったとか、本当に多くなった。そういう歳になったのだから致し方ない。このめまいが一時のものであって欲しい。早く迎えが来て欲しいなどと言いながら、情ない話だ。

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