友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

自分に目を向けなくてはと思う

2021年12月18日 17時48分56秒 | Weblog

 猛烈な風だったので、ひょっとすると今朝は雪景色かと思ってカーテンを開けたが、雪が積もった様子は無かった。しかし、昨夜の強風のせいで植木が2鉢ひっくり返っていた。「寒い!」と声を殺して、鉢を元に戻し、飛び散った落ち葉を掃き集めた。

 今朝の新聞は、大阪のビル火災を大きく報じていた。火元は4階のクリニックで、男が暖房器具の近くに紙袋を置き、蹴り倒したら火が燃え上がったという。火事の発生の時から、火の気のないクリニックでなぜ?と思われていたが、どうやら放火のようだ。

 犯人らしい男も重症のようなので、なぜ放火したのか分からないが、本当に不可解な事件が多い。不可解といえば、森友学園への国有地売却にからむ問題で、公文書の改ざんを命じられ自殺した赤木さんの妻が起こした訴訟で、国が責任を認め「認諾」した。

 賠償金を払うことで裁判を終わらせてしまう魂胆が見える。赤木さんの妻が財務省に抗議文を出すのも無理はない。赤木さんの上司が証言台に立つのを怖がっているとしか思えない。行政の権限強化が司法にも及ぶ例なのか。

 放火されたクリニックの医師は、通院している患者さんから評判がいい。患者の立場に立って真摯に向き合ってくれる医師のようだ。診察が丁寧だから、待合の時間が2時間とか3時間になることもあったという。そんな優しい医師のクリニックがなぜ放火されなければならなかったのか。

 人の気持ちは、時にはすれ違う。夫婦でも何十年と暮らしてくると、時には思いやりを忘れて非難が先に立ってしまう。自分に目を向けなくてはと思うが、なかなか表せない。もうすぐ1年が暮れようとしている。

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