友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

これは老害だろうか

2023年04月28日 18時34分41秒 | Weblog

 「無党派・市民派」の勉強会を行ってきた仲間も随分変わった。議員と首長では権限が全く違うから、地元で生まれ育った人は首長に挑戦した方がいいと私は言ってきた。3人が挑戦し2人が首長になった。そのひとりは、次期4期目は出馬しないと宣言している。

 兵庫県芦屋市で、全国で一番若い26歳の市長が誕生した。同じ兵庫県明石市で、3期務めた名物市長が後継者に席を譲って引退した。「市役所に近づかない。一市民として新市長を支える」とコメントしている。

 新しい時代がやってきたのだろうか。私の持論は、「自治体が変わらなければ国は変わらない」だが、その僅かな光が射して来たのだろうか。芦屋市の新市長は、「市民との対話を行う」と言う。市民との対話をどのような形で持ち、どう広げていくのかが問われる。

 市民との対話で自らのファン層を作り、支持基盤を盤石なものにしたい、そこで終わってしまうなら自治体は変わることはないだろう。これまでの首長や議員も、そうした活動はしてきた。けれど、市民が主役となる市政にはならなかった。

 首長はどうすることが市民のための行政なのか、議員は市民のための行政にするためか、真剣にやり合うために勉強していかなくてはならない。首長と議員の真摯な論議が必要であり、それを市民に公開していくことが大切だと思う。

 地方の首長も議員も政党に縛られず、広く市民の立場で活動して欲しい。「無党派・市民派」の旗印は少し色褪せてしまった。しかしそれは逆に、「無党派・市民派」であることが当然な時代となって来たのかも知れない。

 「無党派・市民派」の勉強会の仲間も、随分当選回数を重ねたベテランになった。地域から市民が主役のまちづくりを進めるために、各地域で集会や勉強会を立ち上げ、後輩を育てていって欲しいと願う。これは老害だろうか。明日のブログは休みます。

コメント (2)
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