友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

他人事なのに

2017年01月23日 18時04分26秒 | Weblog

 お笑いタレントの男性が女子高校生と同棲していたことが批判の的になっている。でも、アレッと思った。日本では女性は16歳、男性は18歳から結婚できるのに、なぜ淫行と非難されているのだろう。18歳にならない男女でも、ふたりが恋愛していれば犯罪行為とは言われない。女子高校生の父親はふたりの交際を認めているというのだから問題はないはずだ。

 ベッキーさんの時もそうだったけれど、どうしてそんなに他人の恋愛に干渉したがるのだろう。既婚でもそうでなくても、女子高校生でも高齢者でも、恋愛するだろう。自分が出来ないことを他人がしていると腹が立つのは嫉妬でしかない。羨ましい気持ちがバッシングに駆り立てるのだ。当の本人たちがよければ、逆に悪くても、本人たちの問題でしかない。

 テレビドラ『カルテット』を先週の火曜日に見たけれど、私はかなり面白いと思った。30代(?)の4人の音楽家が四重奏団を組むのだが、その一人ひとりが何かありそうな人物なのだ。演奏は4人の気持ちがひとつになっていかなければならないから、これからどう展開していくのか楽しみである。それに4人のセリフがとても理屈っぽいので、嫌な人はいるだろうが、私は耳をそばだてて聴き入った。

 この四重奏団の名前は「ドーナツ」というが、輪のようにつながっているという意味ではなく、芯がない、あるいは何かが抜けている、そういう意味らしい。4人の中でプロ(?)で活躍している第1ヴァイオリンの松たか子が演じる女性は既婚者で、松田龍平が演じる第2ヴァイオリンが「夫婦って何ですか」としつこく質問する。答えは「夫婦は別れられる家庭」だったが、なんとなく理解できるようで理解できない。同じく松たか子のセリフ「愛しているけど、好きではない」は、分からないようで分かる。

 大人の4人だから恋愛関係に発展していきそうだが、どうなっていくのかと面白がっている。NHKテレビの金曜日午後10時の『お母さん、娘をやめていいですか?』も注目している。結婚適齢期を過ぎようとしているひとり娘と母親の醜悪な関係がドラマの柱だ。私の次女と娘が将来、こんな風になってしまったらと心配している。


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