カミさんは早朝からゴルフ。さて、私はどうしようかと思っているうちに正午を過ぎてしまった。ひとりでフレンチトーストを作って食べるのが定番だが、新聞を見ていて雑誌を買って来たい気もした。ならばどこかでゆっくりと、玉子サンドでも食べながら週刊誌を見ようと出かけることにした。
書店に寄って、『文芸春秋』と『Will』を買い、空いていそうな喫茶店に入った。『文芸春秋』には、池上彰氏と佐藤優氏の対談「日本左翼100年の総括」が特集され、「”私党”重信房子と日本赤軍」も掲載されている。『Will』にも「帰ってきた”魔女・重信房子”日本赤軍は死んだフリ」が掲載されている。
また、『Will』には、安部元首相と櫻井よしこ氏の対談『防衛費GDP比2%は独立国家の覚悟の証だ」も掲載されている。『Will』や『Hanada』は見出しを見るだけで、買う気はしない。しかし、毛嫌いするだけでは批判にはならない。どこが間違っているのか、読んでみるべきだと思って、気になった時はいやいや購入している。
家に戻って、あれこれやって、何気なくテレビを点けたら、えっ!安部元首相が選挙の応援演説中に銃弾で撃たれ、心肺停止だという。安部さんと私は全く考えが違うが、だからと言って殺してしまえとは一度も思ったことがない。気に入らないとか、敵だとか、そんことですぐ暴力を振るう人を私は軽蔑する。
嫌な時代になったと思う。個人が個人を殺傷するのは犯罪なのに、国と国が殺し合う戦争はなぜ「正義」の戦いになってしまうのだろう。安部元首相を銃撃した人が、どういう人物でどういう理由で襲ったのか分からないが、決してどんな人の命も奪ってはならない。参院選挙中だからこそ、もっと国民はそういう声を上げるべきだ。
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