昨日の私のブログに「Unknown」さんから、厳しいコメントをいただいた。「たまにこのブログで戦争(人殺し)反対を言われているのであれば、赤ワインとチキンロースト云々の話はちょっと???今、ガザで行われていることは決して他人事ではないはず。かのベツレヘムでも自粛とのこと。」
「Unknown」さんは、誠実な人なのだと思う。イスラエルとパレスチナとの争いや、ロシアとウクライナとの戦争に心を痛めてみえるのだろう。私も絶対に、人殺しである戦争に反対だ。けれど私に何が出来るのだろう。平和を願って祈るしかない。ガザで行われていることは、残虐な悲劇だけれど、私には他人事でしかない。
自分の事と捉えるには、どうすればいいのだろう。ベツレヘムはキリストが誕生した土地なのに、なぜ誕生を祝い、キリストの教えを守れていない現実を悔い、罪を償おうとしないのだろう。ユダヤ教は厳しい戒律を守ってきたが、他者に対しては「目には目、歯には歯」のハムラビ法典の世界だ。イスラム教にもその思想が受け継がれている。
土地を巡って古代から争いが絶えないのはなぜなのか、世界がキリストの教えに従えば、戦争は無くなるはずなのに。きっと神は人間を試されているのだろう。しかし、神は虐殺を他人事と思わずに、清貧な生活をするようにと求めているのだろか。そんな見せかけを喜ばれるとは思えない。
世界中に戦争があり、残虐な殺し合いが行われているから、「決して他人事ではない」と受け止めるのは崇高だが、まるで戦前の日本のように、一丸となるようにと言われているようで怖い。人が皆、自分に正直に生きるなら、戦争の無い世界に到達できるかも知れないと私は思う。
明日は茨城の次女と小3の孫娘がやって来る。従って、29日まではブログを休みます。年末年始のブログはどうしようかと思案している。
「精神性と道徳の崩壊」
中村哲医師が日本人を嘆いた理由、い
まや世界屈指の「弱者に冷酷な国民性」
しかし、争いの無い世界を求めて血の滲む自己研鑽を続ける事は決して無意味ではないし、その努力から何かが生まれるはず。