昨夜、長女一家がやって来て、ダンナがメールを使えるようにしてくれた。これで写真を掲載できるはずだ。今朝7時過ぎに、友だちからケイタイに、「サボテンの花が20個位咲いています。もし、お時間がありましたらご覧ください」とメールが入った。彼女にしてみれば丹精込めて育てているサボテンの花をみんなに見てもらいたいのだろう。
マンションの中庭の一角に、彼女が担当している花壇がある。私が写真を撮っていると、「キレイネ」と声がする。よく行く中華料理店の「社長」だ。「珍しい花なんだよ」と言うが、中国人の彼は興味なさそうだ。彼は日本にやって来て、店舗を2店まで増やした余裕からなのか、彼のカミさんは「パチンコやってこまる」と嘆いていた。
「社長、ラクして儲かる道はないよ」と言った時、彼は「わかってる、わかってる」と苦笑いして逃げて行ったが、あれからギャンブルとは手を切っただろうか。私たちの仲間に、子どもの頃から輪の中にいて、今では立派な大人になった男は、子どもの頃は「料理人になる」と言い、大学生になった頃は「楽して儲ける」とよく口にしていた。今では夜遅くまで働いていると聞く。
来日したトランプ大統領は朝から安倍首相とゴルフだ。ふたりのゴルフは「遊びだけれど遊びではない」、会談の成功へ向けての地ならしである。政治家が相手と何かを決める時、互いの親密度は大きな要素になる。政治家ばかりでなく、商売の取引も同じことだろう。中華料理店の社長が店を増やしてきたのは、1品の量が多いだけでなく、味が日本人の好みに合っているからだ。
夕方、友だちが遊びに来て、「この先どうなるんだろう」と零す。どうなるのかは私には分からないが、目の前の課題をやり遂げていく以外にないだろう。イヤイヤやるような彼ではないが、彼の真剣度が先を切り開いていくことになるはずだ。社会がどんなに変わろうとも、人の生き方は変わりようがないと思う。
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