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2023/04.19 懐かしいのばらさんのガーベラ。

このブログでは、あなたの1年前の投稿をお知らせしますと言うことで、過去の投稿を
おしえてくれます。

昨日、連絡があったのは、1年前のこの投稿でした。
「2022.04.17 懐かしいのばらさんのガーベラ。」

今日は、それを、原文のまま、転載させて頂きます。

<転載>
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「2022.04.17 懐かしいのばらさんのガーベラ。」

パソコンの中に、懐かしいものを見つけた。
私が、16年前転居するとき、母が大好きだったガーベラの球根を株分けして、友人
三人に、もらってもらった。
今の、品種改良される以前の上品なガーベラで、私も友人たちも、大好きな花だった。
友人たちは、それをとても大切にしてくれた。
私ももちろん持ってきたが、私が転居するマンションでは、日光不足で育たなかった。



転居後、半年ほどして、のばらさんが、お庭のガーベラを花束にして、持ってきてくれた。
彼女は、畑の方に植えてくれたので、ガーベラは繁茂していた。
私は喜んで、きゃあきゃあ言った。


 

その後、のばらさんが写したこの写真が素晴らしくて、とても気に入った。




それで、私はそれを待ち受け画面に入れた。
他の友人たちも、そうしたので、皆でお揃いになったのだった。なつかしい。

のばらさんを亡くして6年経った。
観音様と言われた彼女は、その優しさで、その頃仕事が激務で、身体を壊し、足が
激痛で動けなくなった私を、徹底的に支えてくれた。
彼女の献身を書いたら、1冊の本では収まらない。
彼女のおかげで、ここまでやってこれた。私は一生感謝を忘れない。
今日は、懐かしい写真を見つけて、幸せな一日となった。
                            (以上転載)
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彼女は、このガーベラを、お庭だけでなく、畑にも植えてくれていたので、生育が大変
良く、繁茂していた。
春の花なのに、彼女の畑では、冬まで咲いていて、彼女は、絶えず写真を撮って知らせて
くれていた。

この赤い細い花びらのガーベラが、元々のガーベラで、いまは品種改良されて、別物に
なってしまった。
原種は、イギリスのものだと聞いたことがある。
元職場の外国為替課の人で、園芸好きの先輩が、お得意の語学力を駆使して、オランダ
やら、イギリスやら、世界各国から沢山の球根を取り寄せていて(昔は、そうしなければ
手に入らなかった。)、私は、その方から、色んな貴重な球根をいただいた。
それを貰った私が、家に持ち帰り、これを植えた母が、ガーベラの美しさに感動して、
目を輝かせて喜んでいたので、そんなことから、私にとって、ガーベラは、かけがえの
ないものとなった。

私は、真っ赤なガーベラの繊細な美しさと気品から、勝手に「伯爵夫人」になぞらえていた。
グレタガルボとは、こんな感じかなと思っていた。
彼女の映画を、一度も見ていないので、知りもしないのに、グレタガルボと言う音が
好きで、名前だけが一人歩きをしていた。

のばらさんが亡くなってからも、ご主人が、畑のガーベラの写真を送って来て下さった
ことがあった。
今も、大切に思って下さっていることがわかって、嬉しく思った。



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