▼老眼なので文庫本はつらいものがあるけれど、文春文庫『昭和が明るかった頃』(関川夏央著)は自分の振り返りを含めて、とても楽しく、一面では物悲しく読み通せました。日活の栄枯盛衰と石原裕次郎、赤木圭一郎、小林旭、吉永小百合などの映画人生を通して、昭和という時代を再認識することができました。
▼ところで、高度成長時代のスクリーンには、モウモウと、まとわりつくように、たばこの煙が必ずといってよいほどセットされていました。平成になってから、映画はもちろんテレビの画面からも、喫煙シーンは姿を消しつつあります。時代の変化は、さかのぼって対比することにより、具体的に理解が深まりますね。
▼ところで、高度成長時代のスクリーンには、モウモウと、まとわりつくように、たばこの煙が必ずといってよいほどセットされていました。平成になってから、映画はもちろんテレビの画面からも、喫煙シーンは姿を消しつつあります。時代の変化は、さかのぼって対比することにより、具体的に理解が深まりますね。
I have presbyopia, so paperbacks can be hard for me.
In this situation, I was able to read through Bunshun Bunko's When the Showa Era was Bright, by Natsuo Sekikawa, including my own reflections, with great pleasure and, on one level, with sadness.
Through the rise and fall of Nikkatsu and the film lives of Yujiro Ishihara, Keiichiro Akagi, Asahi Kobayashi, Sayuri Yoshinaga and others, I was able to rediscover the Showa era.
By the way, during the high-growth era, cigarette smoke was always on the screen, as if it were clinging to the screen.
Since the Heisei era, smoking scenes have been disappearing from film and television screens.
The changes of the times can be better understood in concrete terms by going back and contrasting the tobacco🚬, a luxury item.