昨日のテレ朝「刑事一代〜平塚八兵衛の昭和事件史〜」は、私が小学生の高学年に起きた吉展ちゃん誘拐事件の犯人、時計職人の小原保容疑者を自白に追い込む話でした。事件が解決した時、私たちの心境は小学生ながら「福島県の恥だよなぁ〜っ」と、背中を丸め小さな声でつぶやいた記憶があります。
配役人もオールスター勢揃いという感じで、重厚感にあふれ見応えがありました。声紋捜査という最先端FBIの協力を得て、福島県石川町生まれの小原保容疑者、茨城県新治郡生まれの平塚八兵衛刑事のぎりぎりの攻防が、迫力満点でした。
私も福島県東白川郡塙町生まれですから、ドラマで飛び交う方言を含めて、ぐいぐいと引き込まれました。「コメの凍み餅、芋の凍み餅」、3月29日のアリバイに関わる「わらぼっちは取り払われていた」というくだりも迫力がありました。
「さんざん悪いことをして、さらに誘拐事件の罪を認めたら、おふくろをもっと悲しませることになる。だから、罪を認めないことがおふくろへの義理」と信じた小原保容疑者。しかし、「天罰与えてください。保を産んだ私を罰してください」と、悲痛な声で平塚八兵衛刑事に訴えたことを伝え、一気呵成に自白に持っていったシーンは凄みがありました。
自白した小原保は、「昨日おふくろから手紙がきました。『早く罪を償え、先に地獄へ行って待ってる』って書いてありました」と述べています。「罪を自白すると、犯人の顔が穏やかになる」というのも、以前読んだ本に書いてありましたが、納得の演技でした。
配役人もオールスター勢揃いという感じで、重厚感にあふれ見応えがありました。声紋捜査という最先端FBIの協力を得て、福島県石川町生まれの小原保容疑者、茨城県新治郡生まれの平塚八兵衛刑事のぎりぎりの攻防が、迫力満点でした。
Yesterday's telecast of "Detective Ichiyo ~Hachibe Hiratsuka's Showa Case History~" was about a watchmaker, Tamotsu Obara, a suspect in the kidnapping of Yoshinobu-chan, which occurred when I was in the upper grades of elementary school, and forced him to confess to the crime. When the case was solved, I remember rolling my back and murmuring in a small voice, "What a shame for Fukushima Prefecture," even though we were still in elementary school.
The cast was all-star, and the movie was very impressive.
With the help of the FBI's state-of-the-art voiceprint investigation, the last-ditch battle between Tamotsu Obara, a suspect born in Ishikawa Town, Fukushima Prefecture, and Hachibe Hiratsuka, a detective born in Niiharu County, Ibaraki Prefecture, was a powerful battle.
私も福島県東白川郡塙町生まれですから、ドラマで飛び交う方言を含めて、ぐいぐいと引き込まれました。「コメの凍み餅、芋の凍み餅」、3月29日のアリバイに関わる「わらぼっちは取り払われていた」というくだりも迫力がありました。
「さんざん悪いことをして、さらに誘拐事件の罪を認めたら、おふくろをもっと悲しませることになる。だから、罪を認めないことがおふくろへの義理」と信じた小原保容疑者。しかし、「天罰与えてください。保を産んだ私を罰してください」と、悲痛な声で平塚八兵衛刑事に訴えたことを伝え、一気呵成に自白に持っていったシーンは凄みがありました。
自白した小原保は、「昨日おふくろから手紙がきました。『早く罪を償え、先に地獄へ行って待ってる』って書いてありました」と述べています。「罪を自白すると、犯人の顔が穏やかになる」というのも、以前読んだ本に書いてありましたが、納得の演技でした。