前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井豪雪災害で、福井県庁に緊急要望

2018年02月08日 | 福井県政

   福井豪雪災害。昨夜、福井県庁に、災害救助法適用、排雪対策、高齢者の避難所開設と生活支援、自衛隊に依頼しての高齢者世帯などの屋根雪下ろし支援、貧困世帯などへの福祉灯油支援、歩道除雪、国道8号線渋滞についてスタック対策と発生した場合の他路線への誘導、除雪作業での安全対策・健康管理の周知などをもとめました。
南県委員長と私が、木村危機対策監に対しておこないました。

   今日の赤旗には福井市の鈴木市議、坂井市の松本市議の活動が大きく紹介されています。
福井市内でも農業用ハウスや、屋根付き駐車場の倒壊など被害が拡大しています。
引き続き、調査と対策に頑張ります。

  情報やご要望はお気軽にこのFBまたは、日本共産党0776273800にお寄せください。

 

 

 

 

■申し入れ

福井県知事 西川一誠様

           2月7日 日本共産党福井県委員会  

                   委員長   南秀一

                 県議会議員   佐藤正雄

 

大雪災害についての申し入れ

 

 大雪災害への対応ごくろうさまです。

56豪雪以来となる豪雪災害に際して、わたしたちがお聞きしている県民要望、これまでの雪害での教訓にもとづいて以下の点を要望いたします。来週以降も降雪がつづくとの予想であり、必要な対策を講じていただくよう求めます。

 

1、未曽有の雪害となっており、さらなる降雪も予想される情勢のもとで、これまでの災害について躊躇なく災害救助法の適用を政府に対して求めて、国の財源で被災者救援の手だてを機敏に講じられる態勢をとってください。

 

2、福井市内などでは除雪しても、雪の置き場がない家庭が多数となってきています。来週の降雪に備え、日曜日までに排雪デーをもうけて各家庭の雪を排雪する対策などを講じてください。

 県としても県民の排雪作業が円滑にすすむように、排雪場所の拡大をすすめてください。

 

3、高齢者のみ世帯では除雪作業が困難であったり、買い物にでることができないケースがあります。公民館などの一定のスペースを当面の「避難所」として開設し、生活支援をおこなうよう市町と協議してください。

 

4、以前の豪雪時にはあまり課題とならなかった高齢者世帯や空き家、空き工場などの除雪、排雪対策などの課題に対して、市町とともに必要な財政措置を講じてください。その際、民間ボランティア活動では困難な高齢者世帯の屋根雪の除排雪作業についても自衛隊への災害支援要請の任務に位置付けることなどを検討してください。

 

5、高騰しているガソリン、灯油などの不足も報道されています。年収200万以下の貧困世帯・高齢者世帯にたいして福祉灯油など現物支給の施策を講じてください。

 

6、バリアフリーはこういうときにこそ発揮されなければなりません。歩道除雪がおこなわれず、歩行者が車道を歩かざるを得ず、大変危険な状況がつづいています。学校付近の歩道はもちろん、これだけの災害にふさわしく歩行者の安全確保の歩道除雪をすすめること。

 

7、今回も高速も国道もストップし、「陸の孤島」のように福井県の災害が報道されています。

これまでは、敦賀―越前市間の渋滞発生が繰り返されましたが、今回はあわら市・坂井市でおこりました。

 スタックする車両防止が基本ですが、1500台も関係する大災害となったことは、早期発見と誘導対策の失敗といわざるをえません。人権と健康に関する事態であり、そもそもの原因解消策とともに、仮にスタックが発生した場合、後続車両をどこで別ルートに誘導し渋滞の拡大を防止するか、などの対策をシュミレーションして準備するようにしてください。

 

8、連日の除雪・排雪作業で県民の疲れもピークとなってきています。作業の安全対策・健康管理の広報をつよめてください。