前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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きょうされん40周年記念事業の映画『星に語りて~Starry Sky~』試写会

2019年05月13日 | Weblog

 昨日は、 きょうされん40周年記念事業の映画『星に語りて~Starry Sky~』の試写会が福井市で開かれ参加しました。辻村翔役の大前彗さんが来福され撮影の苦労話もお聞きしました。

 時は2011年3月11日。舞台は岩手県陸前高田市と福島県南相馬市の共同作業所。避難所から障害者が消えた! 衝撃的な事実はなにを物語るのか。大震災と福島原発事故から8年。あらためて健常者でも大変な苦労ですが、障がい者とその家族の辛苦は・・・・。そのなかで共同作業者や全国の仲間の支援。

 いつ大震災がくるかもわかりません。福井県は福島原発事故にもかかわらず、本州で唯一つぎつぎと原発再稼働を認めています。

 ぜひ多くの福井県民のみなさんに観ていただきたい映画だと思いました。

 上映会は6月2日午前10時から 福井県立大学講堂でおこなわれます。


■きょうされんHPより

 

2011年 3月11日
障害者の状況と支援者の活動を描く劇映画

 

舞台の一つは、岩手県陸前高田市。高台にある共同作業所「あおぎり」では、津波の直接的な被害は免れたものの、仲間の一人を失って落胆する利用者たちを女性所長が励ましながら、一日も早く障害のある人が日常を取り戻せるように一歩を踏み出そうとしていた。また全国障害者ネットワークでは、東京、秋田、岩手、福岡など全国のグループが連携して支援活動を始めようとしていた。そんな矢先、「障害者が消えた」という情報が入ってきた。多くの避難所をまわっても、障害のある人の姿がほとんど見当たらないというのだ。

 

一方、福島第一原子力発電所事故によって避難を余儀なくされた地域の一つ、南相馬市では、避難できずに取り残されている障害のある人の存在を知った共同作業所「クロスロードハウス」の代表らが、自らの手で調査に踏み切ろうとしていた。しかし、各地の障害のある人の安否確認を進める中で、彼らに立ちはだかる障壁があった。それは、個人情報保護法によって開示されない、障害のある人の情報だった。法律によって守られる人権と、一刻を争う人命救助との狭間で苦しむ支援者たち。障害者ネットワークでは、この障壁を打ち破る手立てを模索していた。