前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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米価下落対策を!コメの過剰在庫を生活困窮者の食糧支援に!-- 福井県農民連が県に要望

2021年07月27日 | 福井県政
  昨日はかねもと候補、渡辺常任との街頭宣伝、農民連の県要望、午後、夜と各種会議や会合などがつづきました。
  7月26日は夏風呂の日、ということで先日お聞きした話を紹介しました。「高齢のお父さんが息子さんから夏は節約のために風呂ではなくシャワーですませてくれ、といわれたという話を先日お聞きしました。長年働き、家ではお風呂が楽しみ。この間の、消費税増税や年金削減、コロナ禍での収入減少などの影響で節約しなければならない息子さんの気持ちも、せめて楽しみのお風呂には入らせてほしい、お二人の気持ちともよくわかります。じりじりと真綿で首をしめるような政治をおこないながら、自助自助と強調。戦前戦中戦後と生きぬいてこられた方のお風呂の楽しみまで奪われる政治を変えましょう!」。
 また、コロナで90すぎのお母さんを亡くされた方のお話しも。施設に入所されてコロナ禍で1年以上も面会できないまま、施設内でコロナに感染し、突然の別れ。お母さんも子どもさんもさみしいことです。もし、施設職員の頻回のPCR検査をやり、無症状での感染を発見できていれば、施設内感染で入所所が感染し亡くなることは防げたのではないか、とも思います。スガ政権がやらないなら自治体独自での命を守る取り組み強化が必要ではないか。なおこの話は福井県内の施設ではありません、念のため。県内在住の息子さんからお聞きした無念の声です
 


 福井県農民連がコロナ禍による米価対策で福井県への要望活動をおこない、私も同席いたしました。内容は、1,コロナ禍でうまれた「過剰在庫」を政府が買い取るなどして米価下落に歯止めをかけること、2,買い上げたコメを生活困窮者などへの食糧支援で活用すること、また、下落分の県独自の補償、機械購入などへの補助、なども求めました。申し入れには玉村農民連会長らが参加し、県側は福井米戦略課の角内課長らが応対しました。
 県側は「国に対して過剰在庫の隔離や買い上げを求めている。消してもらわないと米価が戻らない」「国が子ども食堂などに流す制度をつくっており永平寺社協が無償提供うけている。県としても用途を増やしていくべきと思う」などと答えました。
 越前市、勝山市、坂井市などの参加者からは「再生産米価は16000円。これが1万円ちょっとでは生産費まかなえないし、草取りする気にもならない」「減反でそばをつくっているが価格下落し赤字でも保障ない」などの声がだされました。
 スガ政権の米価下落に無責任な姿勢を改めさせること、県独自でもやれることをさらにやること、の両面でがんばります。