前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県トラック協会と懇談。東尋坊での自殺抑止などについて県庁、坂井市役所から説明を受け意見交換。

2022年05月19日 | 福井県政
昨日は、県トラック協会と懇談し、燃料高騰の影響や高齢化の厳しい実態などをお聞きしました。山田かずお参院選挙区候補と私が福井市内にある同協会の会館を訪れ、北村直洋専務理事と北山治和業務部長が応対しました。
 北村専務理事は、政府が石油元売り会社に補助する原油高騰対策について、「軽油価格は若干下がったが、それでも昨年と比べ、(1リットル当たり)30円ぐらい高い。業界全体では1円で160億円の影響がある」とし、国の地方創生臨時交付金を使った支援を要望していると説明しました。同時に、「われわれのお客さんである荷主は運賃値上げになかなか応じてくれない」とのべました。
 さらに、ドライバーの8割近くが40代以上である現状を示し、「運賃が上がらず、賃金も上げることが出来ない。高い給料を払えないので若いドライバーが入らず、高齢化している」と話しました。 
 山田氏は党の賃上げ政策を紹介し、「内部留保課税で財源をつくって最低賃金を上げる提案をしています」とのべました。
あらためて、先進国で唯一賃金が下がり続けている日本、アベノミクスの失敗、大企業の内部留保だけが膨らみ続けていることの国民的是正と還元の経済政策への転換が急務です。



 ひきつづき午前中は東尋坊の安全対策などの件で県庁自然環境課から調査結果などをお聞きしました。
午後は、坂井市役所で八杉茂樹産業政策部長らから東尋坊再整備基本計画、三国グランドビジョンの説明のなかで、自殺者対策と遊歩道の安全対策などについて意見交換しました。山田和雄参院予定候補、松本朗市議と私が参加しました。
観光と遊歩道での回遊性をメインとしながらも、人の命を守る知恵を出す必要があります。
その後、戦争する国づくり反対総がかりアクションの会議、市田忠義副委員長・参議院議員、たけだ良介参議院議員を迎えた21日の演説会(午後1時から、福井市中央公園)の案内訪問などでした。