『すべての男は消耗品である。VOL.10』(村上龍著、KKベストセラーズ)を読む。
87年に発売された一作目からずっと読んでいる本シリーズもついに10作目まできた。
タイトルから想像できるように、もともと始めのころは男と女、恋愛・セックスなどがメインテーマだったが、だんだんとF1や映画、サッカーの話が多くなり、VOL.8あたりからお堅い経済・政治関係が中心となってきている。
政治・経済ネタになると「この国の行く末は・・・」みたいに書きぶりも暗い。しかも世の中が筆者の予言?どおりにネガティブな方向へ向かったりしてるものだから、読後の気持ちはよけいに「ロー」になってしまう。
それでも読んでしまうんだな。なぜか?それはいつも文章のリズムがいいから。ある意味コンテンツの問題じゃない、エッセイのお手本として読んでいる。
『~消耗品~』を読むと、いつも私の中で「リュウ>ハルキ」という図式になる。
87年に発売された一作目からずっと読んでいる本シリーズもついに10作目まできた。
タイトルから想像できるように、もともと始めのころは男と女、恋愛・セックスなどがメインテーマだったが、だんだんとF1や映画、サッカーの話が多くなり、VOL.8あたりからお堅い経済・政治関係が中心となってきている。
政治・経済ネタになると「この国の行く末は・・・」みたいに書きぶりも暗い。しかも世の中が筆者の予言?どおりにネガティブな方向へ向かったりしてるものだから、読後の気持ちはよけいに「ロー」になってしまう。
それでも読んでしまうんだな。なぜか?それはいつも文章のリズムがいいから。ある意味コンテンツの問題じゃない、エッセイのお手本として読んでいる。
『~消耗品~』を読むと、いつも私の中で「リュウ>ハルキ」という図式になる。