Ｋ姉さんと会食

　１５日、Ｋ姉さんと新橋で会食。前々職でのビジネスパートナーであり、職場が代わってからも、ずっとご縁が続いている。
　場所は「たつ子」という割烹。新橋駅近くの、いわゆるサラリーマンの聖地の飲み屋街から、路地を入った所にある。一人じゃ絶対に来れないロケーションだ。料理は「お任せ」で、大将がカウンター越しに次々と出してくれる。和風の小皿料理。一品一品の量を少なめに、たくさんの種類が出てくる。どれも美味い。また、オーガニックで、一人暮らしにはありがたい。
　私の転勤や家事の話や、一緒に仕事をしていた時の思い出話など、話題は多岐にのぼる。
　Ｋさんも御主人が九州へ単身赴任していて、３か月に一度くらいしか会えないそうだ。「ただ、離れて暮らすと、二人の間のコミュニケーションが本質的なものになる」という話をしてくれた。なるほど、これはまさにその通り。家でしょっちゅう顔を合わせていると、喧嘩もするし、面倒くさいこともある。今のような状況だと、メールや電話をしてても、やりとりの密度が濃い。お互いに支えあっていかないといけないので、喧嘩などしている場合ではないのだ。コミュニケーションにおいて、余分なものがそぎ落とされて、本質的になる。さすがＫ姉さん、いつもながら含蓄がある。
　そんなこんなでアッという間の３時間。今回は私の歓迎ということで、結局、御馳走になってしまった。いい話を聞かせてもらって、ご飯まで食べさせてもらって…。
　姉さん、ありがとうございます！ 次回は神楽坂でフレンチなんぞを。