『ソーシャル化する音楽 「聴取」から「遊び」へ』(円堂都司昭著、青土社)を読む。
現代の音楽事情について俯瞰している。
サブタイトルに、「聴取」から「遊び」へ、とあるように、今の音楽ビジネスおよび消費者である若者たちは、音楽をじっくり聞く(聞かせる)ものというより、
①分割(アルバム単位ではなく曲単位で購入、単独ライブではなくフェス)
②変身(リミックスやサンプリング)
③合体(ボーカロイド、ゲームとのタイアップ)
などさせながら、遊びやコミュニケーションの手段として用いている、そして、それを可能にしているのは、ソーシャルネットワークなどのITである、と筆者は述べる。
音楽好きな人には興味深い。事例が非常に豊富。文章を読み込むというより、興味を持ったものは、実際に見聞きするのが、良いのではと思う(私も知らないモノいっぱいあった)。
現代の音楽事情について俯瞰している。
サブタイトルに、「聴取」から「遊び」へ、とあるように、今の音楽ビジネスおよび消費者である若者たちは、音楽をじっくり聞く(聞かせる)ものというより、
①分割(アルバム単位ではなく曲単位で購入、単独ライブではなくフェス)
②変身(リミックスやサンプリング)
③合体(ボーカロイド、ゲームとのタイアップ)
などさせながら、遊びやコミュニケーションの手段として用いている、そして、それを可能にしているのは、ソーシャルネットワークなどのITである、と筆者は述べる。
音楽好きな人には興味深い。事例が非常に豊富。文章を読み込むというより、興味を持ったものは、実際に見聞きするのが、良いのではと思う(私も知らないモノいっぱいあった)。