数日前「おはパソ」にラグビー日本代表のメンタルコーチ・荒木香織氏(兵庫県立医大准教授)がゲスト出演していた。五郎丸選手が「(日本ラグビー快進撃の)陰の立役者」と呼んでいる話題の女性だ。彼のPG前の独特の動作についての詳細な解説が大変興味深かった。
[要点] ※ラジオを聴きながら慌ててメモしたので一部不正確(かも)
・自分がラグビー日本代表のメンタルコーチに就任したのは2012年7月。
・エディ・ジョーンズから「五郎丸のPGの成功率を85%に上げてほしい」と要望があった。
・五郎丸本人と相談しPG前の動作をルーティン化することにした。
・ああいうプレイ前の決められた動作を「プレパフォーマンスルーティン」という。
・プレパフォーマンスルーティンに集中することにより、相手チームファンからの野次といった外的ストレスや、「入らなかったらどうしよう」という恐怖心などの内的ストレスを和らげられる。
・祈っているのではなく科学的な動作である。
・一つ一つの動作に名前を付け、全ての動作を明確にイメージしている。例えばキック直前に8歩下がるのは「8」と呼んでいる。
・練習でキックが失敗した後、どの動作に自分の成功イメージとの違和感があったかを本人から聞いて統計を取っている。感覚を数字化して動作を矯正する。
・これをしてから五郎丸は2~3度連続して失敗することがなくなった。
・スポーツ医学は非常に進歩している。オリンピックなどでは、選手・監督・コーチが変わっても、アスレティックトレーナー・メンタルトレーナー・栄養士などのスポーツ医学チームは統一したメンバーで臨む国や競技が多い。
ここまでメンタルトレーニングは進んでいるのだ。驚愕。
道上さんが「次のサモア戦は勝ちますかねえ?」と質問する。
「南ア戦はわれわれはまぐれとは思ってません。勝つべくして勝ちました。次のサモア戦も大丈夫でしょう」。さらっと言ってのけた。
それで本当にサモア戦を勝ってしまった。もう誰にもまぐれとは言わせない。
[要点] ※ラジオを聴きながら慌ててメモしたので一部不正確(かも)
・自分がラグビー日本代表のメンタルコーチに就任したのは2012年7月。
・エディ・ジョーンズから「五郎丸のPGの成功率を85%に上げてほしい」と要望があった。
・五郎丸本人と相談しPG前の動作をルーティン化することにした。
・ああいうプレイ前の決められた動作を「プレパフォーマンスルーティン」という。
・プレパフォーマンスルーティンに集中することにより、相手チームファンからの野次といった外的ストレスや、「入らなかったらどうしよう」という恐怖心などの内的ストレスを和らげられる。
・祈っているのではなく科学的な動作である。
・一つ一つの動作に名前を付け、全ての動作を明確にイメージしている。例えばキック直前に8歩下がるのは「8」と呼んでいる。
・練習でキックが失敗した後、どの動作に自分の成功イメージとの違和感があったかを本人から聞いて統計を取っている。感覚を数字化して動作を矯正する。
・これをしてから五郎丸は2~3度連続して失敗することがなくなった。
・スポーツ医学は非常に進歩している。オリンピックなどでは、選手・監督・コーチが変わっても、アスレティックトレーナー・メンタルトレーナー・栄養士などのスポーツ医学チームは統一したメンバーで臨む国や競技が多い。
ここまでメンタルトレーニングは進んでいるのだ。驚愕。
道上さんが「次のサモア戦は勝ちますかねえ?」と質問する。
「南ア戦はわれわれはまぐれとは思ってません。勝つべくして勝ちました。次のサモア戦も大丈夫でしょう」。さらっと言ってのけた。
それで本当にサモア戦を勝ってしまった。もう誰にもまぐれとは言わせない。