物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

第10回堂島読書会

2017年02月08日 | Weblog
第10回堂島読書会。今回は高校時代の親友M君が初参加。医者である彼いわく「医者の世界しから知らんから、もっと知識とか交流関係とか広げんとあかんと思ったんや」。M君とこういう形で一緒するなんて不思議な感じである。
私からは『これからの世界をつくる仲間たちへ』(落合陽一著、小学館)を紹介する。著者は「文藝春秋」で「日本を元気にする逸材125人」に選出された“現代の魔法使い”の異名をとる。

・専門性がないがゆえに自慢するものが「人脈」か「評価されない活動歴」「意味のない頑張り」程度しかないのです。
・あらゆる知識がインターネット上で探せる時代に、「出来の悪いウィキペディア」や「出来損ないの食べログ」目指しても、その人に未来はありません。
・「誰も持っていないリソースを独占できる者が勝つ」という原理です。
・オンリーワンにならなければ、人の逆をいくことを考えたくらいでは、「逆張りのレッドオーシャン」に投げ込まれて沈んでしまうのがオチです。
・自分のテーマが価値があるか判断するために5つの問い
1.それによって誰が幸せになるのか。
2.なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。
3.過去の何を受け継いでそのアイデアに到達したのか。
4.どこに行けばそれができるのか。
5.実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。
・ウィキペディアに答えが書いてある問いが浮かんだということは、その疑問の持ち方そのものにオリジナリティがない証拠です。

落合氏、若干30歳。ほんと世の中が見えているな。聞くと、ジャーナリスト落合信彦の息子だそうだ。平成版・『狼たちへの伝言』である。
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