ラジオで「おはようパーソナリティ小縣祐介です」を聴いていて、思わず昔の記憶がよみがえった。
リスナーからの手紙を紹介していた時。手紙の主はガッチの中学二年の時の担任の先生だ。
今は中学の教師を定年退職し、どこかの大学で教鞭をとっている。新パーソナリティである教え子への温かい激励のメッセージが読み上げられる。
手紙の内容に少し涙声になるガッチ。
その先生のことはよく覚えているそうだ。英語の教師で、教科書の授業以外に、洋楽を教室で聴かせ、歌詞で英語を学ばせるという、先生独自の授業が印象に残っているそうだ。
「ビートルズとかねえ。あと一番印象に残っているのは、ビリー・ジョエルのオネスティ。あれで僕はビリー・ジョエルが大好きになったんですよ。親に『ビリー・ザ・ベスト』を買ってもらってよく聴いてました」。
寝床で半分寝ぼけて聴きながら、びっくりして目が覚めた。40年前の私とまったく一緒のエピソードだからだ。
中学1年のときの英語の教師はサナギ先生。当時26歳だったと記憶している。中学になって初めて英語を習うのだが、彼女の授業が分かりやすく面白かったので英語が好きになった。1年間英語の基礎を教えてもらい、3学期の最後の授業、彼女はラジカセを持って教室に現れた。「今日は最後の授業やから、英語の歌を覚えましょう」とカセットテープをかける。ゆっくりとピアノの前奏が流れてくる。どっかで聴いたことある曲だ。サビのところでクラスいちのお調子者S君が叫ぶ。「チョコホットの曲やあ!」。そう、当時森永のチョコホットのCMで流れていた曲だ。「ビリージョエルのオネスティと言います」とS先生。生徒に一枚ずつ英語の歌詞カードを配る。「1回の授業で全部は覚えられへんから、サビだけ歌えるようにしましょうね」。
Honesty is such a lonely word.
「誠実」とはまるで悲しい言葉のようだ
Everyone is so untrue.
人は誰しも不誠実だ
Honesty is hardly ever heard.
今は「誠実」なんて言葉はなかなか聴かないけれど
And mostly what I need from you.
だからこそ君に望むことなんだ
中1でも歌えるシンプルな歌詞、2〜3度繰り返すとすぐに歌えるようになった。ええ曲やなあ。
当時、まだ洋楽には馴染みがなかったが、一気に興味を持つようになった。
それがきっかけで数日後、レンタルレコード店へ行って、ビリー・ジョエルの『ニューヨーク52番街』を借りて、Maxellのカセットテープに録音する。「オネスティ」はA面の2曲目だが、「マイ・ライフ」など、他の曲も全部すてきな素晴らしいアルバムだ。それから『グラス・ハウス』『ストレンジャー』『ピアノ・マン』など、かたっぱしからビリー・ジョエルを聴くようになる。こうして私はビリーを初め洋楽へはまっていくのだ。
それにしても、ここまで人と同じようなエピソードがかぶるとはびっくり。やはり「おはパソ」は私にとって、縁を感じる番組である。
リスナーからの手紙を紹介していた時。手紙の主はガッチの中学二年の時の担任の先生だ。
今は中学の教師を定年退職し、どこかの大学で教鞭をとっている。新パーソナリティである教え子への温かい激励のメッセージが読み上げられる。
手紙の内容に少し涙声になるガッチ。
その先生のことはよく覚えているそうだ。英語の教師で、教科書の授業以外に、洋楽を教室で聴かせ、歌詞で英語を学ばせるという、先生独自の授業が印象に残っているそうだ。
「ビートルズとかねえ。あと一番印象に残っているのは、ビリー・ジョエルのオネスティ。あれで僕はビリー・ジョエルが大好きになったんですよ。親に『ビリー・ザ・ベスト』を買ってもらってよく聴いてました」。
寝床で半分寝ぼけて聴きながら、びっくりして目が覚めた。40年前の私とまったく一緒のエピソードだからだ。
中学1年のときの英語の教師はサナギ先生。当時26歳だったと記憶している。中学になって初めて英語を習うのだが、彼女の授業が分かりやすく面白かったので英語が好きになった。1年間英語の基礎を教えてもらい、3学期の最後の授業、彼女はラジカセを持って教室に現れた。「今日は最後の授業やから、英語の歌を覚えましょう」とカセットテープをかける。ゆっくりとピアノの前奏が流れてくる。どっかで聴いたことある曲だ。サビのところでクラスいちのお調子者S君が叫ぶ。「チョコホットの曲やあ!」。そう、当時森永のチョコホットのCMで流れていた曲だ。「ビリージョエルのオネスティと言います」とS先生。生徒に一枚ずつ英語の歌詞カードを配る。「1回の授業で全部は覚えられへんから、サビだけ歌えるようにしましょうね」。
Honesty is such a lonely word.
「誠実」とはまるで悲しい言葉のようだ
Everyone is so untrue.
人は誰しも不誠実だ
Honesty is hardly ever heard.
今は「誠実」なんて言葉はなかなか聴かないけれど
And mostly what I need from you.
だからこそ君に望むことなんだ
中1でも歌えるシンプルな歌詞、2〜3度繰り返すとすぐに歌えるようになった。ええ曲やなあ。
当時、まだ洋楽には馴染みがなかったが、一気に興味を持つようになった。
それがきっかけで数日後、レンタルレコード店へ行って、ビリー・ジョエルの『ニューヨーク52番街』を借りて、Maxellのカセットテープに録音する。「オネスティ」はA面の2曲目だが、「マイ・ライフ」など、他の曲も全部すてきな素晴らしいアルバムだ。それから『グラス・ハウス』『ストレンジャー』『ピアノ・マン』など、かたっぱしからビリー・ジョエルを聴くようになる。こうして私はビリーを初め洋楽へはまっていくのだ。
それにしても、ここまで人と同じようなエピソードがかぶるとはびっくり。やはり「おはパソ」は私にとって、縁を感じる番組である。