物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

【書籍】答え合わせ

2024年11月14日 | Weblog
「答え合わせ」(石田明著、マガジンハウス新書)を読む。

非常に面白かった。お笑いや漫才をこんな分析的にみてる人がいるのだ。お笑い大好きオジサンの私としても非常に参考になる。

<メモ>
・声量がない人は例えて突っ込む。相方と二人の声で展開を作る。
・吉本興業に所属していると、激しい競争にさらされ、技術が確実に磨かれる。ただライバルがたくさんいるため、常に横を見なければならない。それにより縦に伸びるスピードが、他事務所の芸人たちと比べると、鈍くなりがち。
・M1は準決勝勝ち上がるのが1番難しい。準決勝の会場はコアなお笑いファンが一番多い環境だから。
・令和ロマンに授けた「漫才身体論」。マイクと自分の位置関係について。サンパチマイクを少し低めに設定。そうするとお客さんはマイクに視線が妨げられず下から、自分たちを見上げる。お客さんから表情や体の動きを見やすくなる。
・音声さんに「このコンビは動きまわるぞ」と思ってもらうことも意識する。そうするとサンパチマイク・ピンマイク・ガンマイクを併用して確実に音を拾ってもらえる。
・M 1は「面白い漫才を見たい」というより「誰が一番面白いかが決まる瞬間を見届けよう」と言う意識が強いのかもしれない。
・ヤーレンズは漫才の中に細かいボケを容赦なく差し込みつつ、基本的に「どうぞご自由に見逃してください」と言うスタンスでいる。
・「面白い奴」には意見がある。自分も何かを見聞きするときに必ず意見を入れるようにした。
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