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ロンドン発のニュース。
「豪華ディナーを食べながら食料危機を語るとは」--。サミット開催中、英各紙は、世界が食料問題で苦しむ中、サミットに出席した首脳や夫人たちが歓迎夕食会でぜいたくな料理を楽しむのは「偽善的」と厳しく報じた。
各紙とも、7日のサミット関係で最も大きく紙面を割いたのは夕食会。「キャビアやウニを食べながら、指導者は食料危機を考える」。インディペンデント紙はこんな見出しを掲げた。乾杯する各国首脳の写真とともに、飢えに苦しむアフリカの子供の写真を載せたのはサン紙。タイムズ紙も、サミットは「過剰な費用とぜいたくな消費で、ひどいスタートを切った」(野党保守党有力議員)といった批判を並べた。
この記事を読んで、昔好きだった漫画『ダメおやじ』(少年サンデー連載)を思い出した。
会社でもダメ、嫁にはいびられ、子供たちからも蔑まれるダメおやじだったが、ひょんなことから大財閥令嬢、大和ヒミコにその心の温かさを買われ、人生のパートナーとして大会社ダメおやじ株式会社の社長に抜擢され一大転機を迎える。その後も性格的なダメっぷりは相変わらずだが、社長として人生の機微を説きながら、事業を成長させていくという物語である。
その中で、非常に印象に残っている一話がある。30年前くらいの話なので、詳細については記憶が曖昧だが、およそこんなストーリーだった。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
財界のお偉い方がホテルで集まる年1回の会議集会。今年はダメおやじ社長主催で開かれる。出席者は会議よりもその後のランチを楽しみにしていた。毎年主催者は、ランチの中身をどれだけお金をかけて素晴らしいものにするかを、競い合ってきたのだった。「今年はどんなスゴいメニューが出てくるのだろう。」ほとんどのメンバーが朝食抜き。できるだけお腹を空かせながら、会議そっちのけでワクワク待っている。
会議終了。ところが時間になっても、なかなかランチが準備されない。皆空腹でイライラし始める。「一体、どうなっているんだ!?」相当待たされたあげく、ホテルのスタッフが運んできたのは「アンパンと牛乳」。一同目を丸くしながら、「これが今回のメニューなのかっ!?」しかし全員空腹には勝てず、それをガツガツと食べだすと、とてつもなく美味い。そこへ主催者のダメおやじ社長がやって来て、「お腹が空いていれば何でも美味しいのです。贅沢に慣れきっている私たちは、もう一度ハングリーさを思い出すべきなのでは?」と言って聞かせて、一同納得。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
というような内容だった。
何が言いたいかというと、福田さんには、こういった食の面でのプレゼンテーションをしてもらいたかったということ。ダメおやじと顔似てるし(^_^ゞ
「豪華ディナーを食べながら食料危機を語るとは」--。サミット開催中、英各紙は、世界が食料問題で苦しむ中、サミットに出席した首脳や夫人たちが歓迎夕食会でぜいたくな料理を楽しむのは「偽善的」と厳しく報じた。
各紙とも、7日のサミット関係で最も大きく紙面を割いたのは夕食会。「キャビアやウニを食べながら、指導者は食料危機を考える」。インディペンデント紙はこんな見出しを掲げた。乾杯する各国首脳の写真とともに、飢えに苦しむアフリカの子供の写真を載せたのはサン紙。タイムズ紙も、サミットは「過剰な費用とぜいたくな消費で、ひどいスタートを切った」(野党保守党有力議員)といった批判を並べた。
この記事を読んで、昔好きだった漫画『ダメおやじ』(少年サンデー連載)を思い出した。
会社でもダメ、嫁にはいびられ、子供たちからも蔑まれるダメおやじだったが、ひょんなことから大財閥令嬢、大和ヒミコにその心の温かさを買われ、人生のパートナーとして大会社ダメおやじ株式会社の社長に抜擢され一大転機を迎える。その後も性格的なダメっぷりは相変わらずだが、社長として人生の機微を説きながら、事業を成長させていくという物語である。
その中で、非常に印象に残っている一話がある。30年前くらいの話なので、詳細については記憶が曖昧だが、およそこんなストーリーだった。
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財界のお偉い方がホテルで集まる年1回の会議集会。今年はダメおやじ社長主催で開かれる。出席者は会議よりもその後のランチを楽しみにしていた。毎年主催者は、ランチの中身をどれだけお金をかけて素晴らしいものにするかを、競い合ってきたのだった。「今年はどんなスゴいメニューが出てくるのだろう。」ほとんどのメンバーが朝食抜き。できるだけお腹を空かせながら、会議そっちのけでワクワク待っている。
会議終了。ところが時間になっても、なかなかランチが準備されない。皆空腹でイライラし始める。「一体、どうなっているんだ!?」相当待たされたあげく、ホテルのスタッフが運んできたのは「アンパンと牛乳」。一同目を丸くしながら、「これが今回のメニューなのかっ!?」しかし全員空腹には勝てず、それをガツガツと食べだすと、とてつもなく美味い。そこへ主催者のダメおやじ社長がやって来て、「お腹が空いていれば何でも美味しいのです。贅沢に慣れきっている私たちは、もう一度ハングリーさを思い出すべきなのでは?」と言って聞かせて、一同納得。
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というような内容だった。
何が言いたいかというと、福田さんには、こういった食の面でのプレゼンテーションをしてもらいたかったということ。ダメおやじと顔似てるし(^_^ゞ