![]() | 昭和元禄落語心中(3) (KCx(ITAN)) |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
☆☆☆☆
八雲と助六篇と称して、八雲の昔の名前時代の菊比古と助六の芸のしのぎあい。
売れっ子の助六だが、普段の楽屋うちの態度は悪く、師匠連からは疎まれている。
片や、菊比古は芸に行き詰りを感じて焦る日々を過ごす。
そういう二人にも、晴れて真打昇進襲名の日が・・・・。
そこで、毎日ネタを替えてきた助六、大千穐楽に“居残り佐平次”を
それは、楽屋に来ておられる大師匠の十八番ネタ。
稽古をつけてもらってないのに、舞台にかける。
その晩、「落語は皆で守るもんなんだ」「人の和が何より大事なんだ」と諭す我、八雲師匠に
「落語に生きる道を作ってやりたい」「壊すんじゃない、変えるんです」と反論、
このあたり、小さん師匠と若き日の談志師匠のやりとりのよう。
そして、助六は、破門に・・・・・・落語の真髄とは。
韓国ドラマのごとく、漫画だからなのか一つのシーンだけで一話がゆったりと進む。
昭和の落語とともに、この独特の気怠さ感がたまりませんな。
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