カリスマ案内人と行く 大阪まち歩き | |
クリエーター情報なし | |
創元社 |
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大阪の「まち歩き」の為のガイドブック。
第八章まであり、各章の題目だけ紹介すると
第一章・・アートなミナミを回遊する
第二章・・近代建築のシルエットとディテール
第三章・・落語家と行く上方芸能の舞台
第四章・・鎮魂のまち、法善寺界隈と寺町を歩く
第五章・・探訪・東横堀川界隈
第六章・・自転車に乗って海をめざす
第七章・・住吉界隈で大阪人の原風景を味わう
第八章・・堺でまちの宝を探せ
ここでは、やはり、第三章の落語家と行く上方芸能の舞台の感想を
なんと言っても案内役が桂吉坊さん。
まずは、安兵衛が嫁さんが欲しいと祈る「天神山」の舞台、一心寺から安居の天神さんへ、西の合邦辻閻魔堂は「弱法師」別名「菜刀息子」の舞台、そしてまさに天王寺境内のガイドブックのような「天王寺詣り」の四天王寺さんへ・・・そうそう、天王寺さんでは五重の塔につかまる「鷺とり」と「一文笛」の出だしのスリとの出会いの茶店もここ。
そして、上方落語の発祥の地として“米沢彦八の碑”がある、生国魂神社、
その北が、高津神社・・富くじの“子の一三六五番”で有名な、「高津の富」の舞台、
その閻魔堂の茶店で若旦那が一目ぼれする「崇徳院」さん。
その裏が「高倉狐」、産湯稲荷へ行く人力車に乗る「稲荷俥」もここ高津神社の表門。
まあ、ほん近くで、若旦那とか、へんちきの源助、安兵衛、甚兵衛、などが活躍してたんですな。
8月31日、9月1日の二日間は、生国魂神社で上方落語協会主催の「彦八まつり」が開催。
お時間のある方は、是非足を伸ばして、落語の舞台の探索を・・・・でおます。
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