談志が死んだ | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
☆☆☆☆
このまえ読んだ「談四楼がやってきた」に載ってたのがこの「談志が死んだ」の第一章。
師匠が亡くなってからのドタバタと、この数年の師匠とのやりとり、
談志の理不尽な行動による、気持ちの行き違いが書かれている。
普通病気になれば言動は変わるものだが、普段から無理難題を吹っかけられている弟子に
とっては、機嫌の悪さがエスカレートしただけに映る。
談四楼さんにも、ご自分の勘違いだけで、「破門だ」「詫びは聞かない」・・・無視する師匠。
当人にとっては、説明の機会さえ与えられない・・・・どうすればの戸惑う談四楼さん。
最後には、奥さんへの電話での「おれが間違ってた、忘れろ」という伝言。
本人には「そいうことだ、水に流せ」と、談志としては精一杯の気持ちも語られる。
家元無きあと立川流はどうなるのか、師匠がいないのに、新年会はどうするかで紛糾。
師匠がいないんだから無意味だという意見。
いなくなったからこそやるべきだという意見。
やるなら直弟子と孫弟子だけでという意見。
イキナリさよならは失礼だ、BもCも来てもらえばいいじゃないかという意見。
しかし墓参りに反対する者はいないだろう。
新年早々だから、墓参りに行ってその帰りにちょいと飲む。
これで、決まり・・・・。
まとまったような、なんとなくまとめたような。
今後、どうすすんでいくのか、立川流、注目でおますな
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