猿会でござる・其二
ジョイ船場多目的ホール
一、露の紫・・・・・・・・・「花色木綿」
この三人会のことのはじめを説明。
それと、露の一門に新たな弟子が入門するかも・・・・・。
噺は「花色木綿」、紫さん、落語で絶句したことあるんでしょうか。
すべての噺がきっちりと語られ、それも紫さんの噺に昇華している。
この「花色木綿」、もしかり、愉しい高座に。
上方では「花色木綿」、東京では「出来心」、
甘いですな、出来心で、泥棒はできませんで・・・・。
二、笑福亭鶴二・・・・・・・「饅頭こわい」
ウダウダとマクラたっぷりに・・・・。
もう、このまま終わるのではと思っていると、十人寄れば気は十色。
「饅頭こわい」、幽霊の賽銭箱のところは抜いてあるが、
ほぼフルバージョン・・・・・・各饅頭食べる、仕草も入って、アンコ入り。
今週読んでた本が「和菓子のアン」。
益々、美味しい上和菓子、食べたくなりましたな。
ああ、美味しいお茶と一緒に・・・・・・・・・・・・。
三、桂治門・・・・・・・・・「野ざらし」
この会では、鶴二さんにつけて貰ったネタをご披露。
この「野ざらし」も、鶴二さんにつけてもらい、今回二回目。
正式には、ネタおろしではないですが、そんなようなもんと。
これは、鶴二さんのは、途中の唄うところが最高。
その、一番キモのところに、治門さん、硬さが目立ち、
思わず、ご陽気にと声を掛けたくなる。
でも、二回目とは思えない仕上がり・・・恐るべき冶門さん。
四、露の紫・・・・・・・・・「手向え茶屋」
これも、ネタおろし。
レアな作品、つけて貰ったのが、
珍品をくまなく掘りだしている文我さん。
噺は単純、嫌な客が来たので、女郎は、死んだと言ってくれと。
真面目な客で、墓詣りがしたいと、そこで手伝いの者が一心寺へご案内
本人の墓が無いので、次々、お線香の煙にまみれて、これがと言うが、
それが子供の墓とか、陸軍士官兵の軍人の墓であったり・・・・・。
「手向え」という言葉、解かったような解らん言葉ですな。
猿会でござる・其二~鶴二・紫・治門
2016年8月25日(木)午後7:00開演
ジョイ船場多目的ホール
一、露の紫・・・・・・・・・「花色木綿」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・「饅頭こわい」
三、桂治門・・・・・・・・・「野ざらし」
四、露の紫・・・・・・・・・「手向え茶屋」
【サカホン酒場】船場センタービル3号館B2F
打上げに参加された、演者さんと贔屓の方々
紫さんと鶴二さん
ご贔屓さんと治門さん。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます