☆☆☆
めったに読まない美術史の本。
原始の洞窟壁画から現代の実験的芸術まで幅広く物語る。前世紀から各時代の建造物も紹介、もちろん絵画だけではなく、彫像や絨毯まで及ぶ。美に対してその時代その時代にすべて目にするものは同時に影響しながら追及している。
でも、私が良き美術品として目覚めているものは、19世紀入ってからのものばかり、いかに我が美的感覚は、いまから遡って200年ぐらいの近年のもの。
ということは、江戸時代の浮世絵なんぞに心揺さぶられるのは日本人として血のつながりのなせる業か?


②、654ページの総重量1.9㎏の分厚い本

③、好きな絵はすべて近年のもの
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます